よりみちねこです。おはようございます。

 

明け方までサッカー観戦。

ベスト8、行けると思った。

勝てる試合だった。

すっごく悔しい。

泣きそうになった。

ドーハの悲劇より悲しいような気がする。

ドーハの悲劇をはっきり体感していないが、アディショナルタイムも終わろうというときに逆転された。

 

でもベルギーから鼻で笑われていた日本が、そのベルギーから2点取った。ヤバイと思ったはず。

いや、最後に逆転できる自信があったのかな。

なにせ、FIFAランク3位と61位だもんね。

 

ショコタンはじめ、いろーんな著名人たちも観戦しながらツィートしてて楽しかった。

 

試合後の西野監督のインタビュー。

質問されてしばらく答えが出てこなかった。

「追い詰めましたけれども、やっぱり…何が足りないんでしょうね、やっぱり…」

そして

「本気のベルギーがそこにあった」

世界トップクラスとの差は

「全てだと思う。でもわずかだと思う」

とも語った。

 

「何が足りないんでしょうね」という言葉、なんだか身に染みた。

きっとこれまで通り詳細な分析のもとに戦ったのだと思う。そのような試合ぶりだった。

足りない分析はなんだったのか、かもしれない。

いけると思ったのに、どこを見落としたのかな、かもしれない。

そんな風に感じた。

 

何が足りないのかな?

単純に体格かもしれない。

でも、小さな身体であの大男たちを本当によく追いつめたと思う。

 

速水健朗@gotanda6
ロスタイムでの判断ミスが敗因のすべてだ。
ベルギーの気の利いた攻撃なんて最後だけ。

私も素人ながらそう思った。

メンバー交代が遅かったのでは?

前の試合のときから想像するに、先を考えて作戦を練るみたいだから。

それも大事だけど、もうここですべて出し切る、でよかったような。

超能力が上手く働かなかった感。

 

いや、でもここまで戦えたってすごいと思う。

ベルギー相手に。

でも悔しすぎる。

 

それにしても、試合後の選手たちへのインタビュー。

そんなに聞かなくていいよ、と思った。

泣いてるのに。

気持ちの整理をする時間が必要だって長谷部も言ってた。

今はまだ喋れないでしょう。

 

試合前に西野監督は会見でこう言っていた。
「ピッチのどこかに落ちている勝機を全員で拾っていきたい」
名言だと思います。

勝機が必ずピッチのどこかに落ちている。

 

もうひとつ、

スポーツ界で監督の横暴とか、パワハラとか、いろいろ問題が明るみに出ている昨今。

西野監督は、その逆をいく人のように見える。

 

内田樹@levinassien
オデオンのカフェでは日本の敗戦が決まって日本人ヴューアーがガックリしているところに『君が代』を流してくれました。あら、とカウンターを振り返ったらピースサインをしてくれました。敗者に優しいフランス人です。

今パリにいる内田先生。

へぇ、そんなことしてくれんだ、とびっくり。

スポーツカフェかなんかで、各国の国家を用意しているのかしら、と思っていたら、次のようなツィートが。

内田樹@levinassien
そして、日本が負けたら、店に来ていた日本人のために『君が代』をかける。テレビの音を消して、店のオーディオを使って流してくれたんです。ちゃんとそのための音源を用意していたんです。こういうのを「大人の接客」だと僕は思いました。

ヨーロッパの洗練されたおしゃれを感じる。


そうそう、

長谷部選手に「続・心を整える」を書いてほしい。

ワールドカップまでの様々や試合中の様々、とくにパス回し戦術のためのメッセージとしてピッチに入った自身の事などなど。

「心を整える」には、キャプテンになるまでの状況と心の推移、へぇ、審判とそんな対応しながら試合しているんだぁ、ああ、あのときそんなことが、というような事々が書かれていて、興味深く読んだ。

あの本、2011年かぁ。長谷部選手、長い年月をキャプテンとして過ごしてきたのですね。

生協のお兄さんが、サッカーファン(確か原口元気のファンと言っていた)で、この本を薦めた記憶がある。

もうお会いしなくなって久しいけど、原口元気が日本代表だったから、熱心に応援していただろうなぁ。

 

閑話休題。

日本代表選手たち、西野朗監督、

まさかの、と言っては失礼かもしれませんが、

さまざまな戦法、そして素晴らしい試合を見せてくれて、

ありがとうねこクッキー

good gamesあしあと