ちょっとだけ前の話題になりますが、これからも話題に事欠くことはないと思いますので、ひとこと
官僚や政治家(地方議員も含めて)の本音発言が問題になっていました。
ネットのなかで、講演のなかで。
こうしたことがあると、発言には気をつけなければいけないとか、公人としては気をつけなければいけないとか、発言は慎重にしてもらわないと困る、などというコメントをあちらこちらで聞きます。
確かに、そういうこともありましょう。
公人ですから、井戸端会議や酒飲み話の乗りではいけません。
けれども、私は、はたと考えました。
発言に気をつければ、それでいいのだろうか?そういうことなのか?
お釈迦様の教えに「八正道」というものがあります。
<正見・正思・正語・正業・正命・正精進・正念・正定>です。
これは、なかなかよくできた教えです。
人生と魂にとって、とっても必要で大切なアドバイスです。
今風に言いますと「引き寄せの法則」にグッドに当てはまると思います。
宇宙の法則に全く適った教えだったのですね。
でもって、何が言いたいのかと言いますと、
この「正思」と「正語」に注目です。
正しく話すことの前に、正しく思う、ということがあるのですね。
話す前に、人は、思うわけです。考えがあって初めて人は語るのですね。
何もなければ、何も語ることはありません。
ですので、発言には気を付けるのではなく、思いのところにぜひ気を付けていただきたいのです。
いくら言葉で良いことを言っても、その思いのところで矛盾があったり、間違った気持ちを持っているのであれば、それは、誰にとってもよくないことです。
もちろん、器を飾ることで、それに従って思いが変容する、ということもありますので、それもひとつの方法かもしれません。
それはそれとしまして、
私は、やはり、思ってもいないことを詐欺師のごとく話して誤魔化すのは、間違っていると感じざるを得ません。
むしろ、彼らは本音を言ってくれてよかったのでは?いえいえ、それを言った彼らは、よくありませんよ。そう思っている人たちですから。
思っていることがそのまま言葉になる、ということが大事であり、お釈迦様の修行で言えば、まずは、語った言葉よりも、思いを点検せよ、語る前に思いをチェックせよ、ということでしょう。
思いもチェックできず、語る言葉に責任も持てない、そんな官僚や政治家には信頼はおけません。
ほとんどの官僚が一生懸命仕事をしている、とコメンテーターたちは言っていましたが、古賀茂明氏によりますと、ほとんどの官僚がこの官僚と同じ、だそうです。
高市早苗議員は、まず原発推進という自民党、安倍総理の枠組みがあるので、その後押しをしようとしたのでしょうが、実のところ高市氏は、このような人でしたか?
もう少し、心ある筋の通った人だったという記憶があるのですが。。。
今は、ちょっとその容貌も妖怪めいてしまって(ごめんなさい。そもそも今の内閣、妖怪大集合に見えますもので)、靖国参拝のときも、最前列で女性が威張って歩いているもの、申し訳ないですが、美しくはなかったです。
そういう意味では、彼女は、本音を言っていない、と感じます。地位と名誉に負けてしまったのでしょう。
何年か前の選挙のときの揉め事からかもしれませんね。
ま、本音を隠されて騙され続けるよりは良かったですかね。
今は、隠し事のできない、本当のことが現れてくる、そういう波動の時代に入っているので、これは浄化の経緯でもあります。
様々な場面で、いろいろな所で、透明、明らか、ということが当然になってくるでしょう。
しかし、それは、すっかりそうなるまで、葛藤を体験します。
軸がぶれないように、自立した精神で、そうした本音の背景を辿って冷静に眺めることもまた、自分を守る手段です。