美容師さんとの恋【第11話】 | 39歳2人目妊娠中!ワーママ子育て&マタニティライフ

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6歳の男の子のママです!2人目がなかなか出来ず稽留流産の末、やっと2人目を授かる事ができました!子育て&マタニティライフを描いていくので良かったらお付き合いください



美容師さんとの恋
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前回のお話




第11話

初めてのSさん家



「今から家に来ない?

 あのワイン一緒に飲もうよ!」




急な誘いにもビックリしたが

Sさんの家に誘われた事に

嬉しくて、プレゼント渡して良かったー

と思った






家によぶって事は

一歩前進だよね?

あの時はそんな気持ちだった







私は次の日仕事だったので

もう泊まる気満々で

シャワーを浴び

次の日の準備をして


おつまみにオシャレなチーズを買って

ルンルンで行った






遅かったね…と言われてしまった






Sさんの部屋は

あんまり物がなくてキレイで

照明にこだわっていて

落ち着いた雰囲気の部屋だった






ワインをあけて

乾杯してチーズを食べながら

まったりとした時間を楽しんだ








そして、その日も結ばれた




何回も泊まりに来てたけど

結ばれたのは初めてご飯食べに行った日と

この日の2回だけでした





でもあんまり相性は良くなかった







朝になり、私の方が早く出勤するので

先に起きて準備をした



行ってくるね!と言って

玄関まで見送ってくれたので


「行ってきますのチューは?」

 って言ってみた…





Sさんはあんまりそういうの

好きではなかったのか



面倒くさそうに

チューしてくれたけど




2人ともカサカサの唇だった笑笑








チューって言うより

カサカサって感じだったので



何かちょっと私が想像していた

朝のバイバイとは程遠かった…







外はすごく寒くて

行きのバスの中が暖かく心地よかった



Sさんの家に行った事が

嬉しくてのぼせたように


頭がボーっとしていた

昨日の夜の事を思い出し

余韻に浸っていた






でもそれから、またあんまり連絡がなくなった





何となく私もSさんと付き合っても

ちょっと価値観が違うかもなぁー

と思いはじめていた





でもあの頃は自分に都合の悪い事は

あまり考えないようにして


カッコいい部分や

Sさんと付き合ったら

皆んなに自慢できるとか

そういう気持ちがあったんだと思う







段々と意地になってきて

自分から連絡すると負けだと思って

毎日神様に連絡がくるように祈った



連絡がくる?こない?みたいな

タロット占いを毎日やったり


常に携帯を気にしながら毎日を過ごしていた