今日は音楽記事!
5年という短い期間で活動し、アルバムも2枚しか存在しませんが、正統派アメリカンロックを貫いた若いハードロックバンドの紹介です。
こんにちは!
あいりんです♪٩(๑❛ᴗ❛๑)۶
中学生の頃ずっとMTVっ子だった私。
その頃は、R&B、ヒップホップ、エモやポップパンクにインディーロックなどアメリカやUKを中心に色んな新しい音楽に注目していた時期。
そんな中、一際目を引いたのが
AerosmithやGuns N' Rosesを思わせるような骨太ロックでありながら、流行りの疾走感は無くとも若さゆえの爽やかさがあり、しっかりオリジナリティーも持ち合わせているバンド。
2004年、全英7位を獲得したこのデビューシングル「Come Get Some」という曲で彼らを知ったんですが、その当時流行ってたUKロックバンドとは異なるスタジアムロックサウンド。
なので彼らの音楽は目立ったし、懐かしいロックでありながら、目新しくも感じました。
Rooster (ルースター)
というイギリスのハードロックバンドです。
活動期間は2002〜2007年の5年間。
デビューしてからは、わずか3年で解散。
確かこの当時メンバーの平均年齢21歳とかだったと思う…。
当時も中学生の子どもながらに凄いバンド出たなとか思ってたけど、久しぶりに聴いて思い返すと改めて凄い。
新人の若手にして、完成度も高く、正統派アメリカンハードロックを聴いてきた彼らだから出せたこの渋カッコいいサウンド。
天才的な才能と抜群の音楽センスあり。
日本でも人気があったんで知ってる方もいらっしゃると思いますが、なんせこの活動期間なので、知ってる方や覚えている方がどれだけ居るのか気になるところ。
知らない方は是非聴いてみてください♪
エアロスミスやガンズはもちろん、Bon JoviやRolling Stonesファンにも、いいと思ってもらえるサウンドだと思います!
その短い活動期間に彼らが出したアルバムはこちら。
この私が持ってる2枚!これだけ!
しかしなんだか長く活動してきたバンドが、もう全てを出し切ったようなギュッと凝縮した満足感があるこの2枚のアルバム。
日本のロックファンにも衝撃を与えた1stアルバム『ROOSTER』から2曲、紹介しますね。
「Staring At The Sun」
泣かせるメロディー、ギターソロ。
Vo.ニックの渋くも優しく、色気のある声に酔いそうです。
若手の流行りのロックによくある「疾走感」など皆無!
このゆったり穏やかに流れるロックがいいんです。
夏の終わりの夕方ドライブ感!!(私の勝手なイメージ)
「You're So Right For Me」
これ日本の恵比寿LIQUID ROOMでのライブの映像なんです(スペースシャワーTVより)
武道館ライブの映像もあるんだけど、私個人的にこっちのリキッドルームのライブ映像の方が好きだから、是非こちらをご覧になってください!
音源とは違う、セッションぽい感じから始まるのがまた生のいいところ。
そしてこれらの曲を収録したデビューアルバムを出した翌年、2ndアルバム『Circles And Satellites』を出したRooster
2ndアルバムからも2曲紹介します。
「Home」
Nickelback…ほどはビッグになりきれないもののニッケルバックの「Photograph」のような美メロ。
大体1stめちゃくちゃ良くって好きになったバンド居ても、いろんな音楽業界事情で、本来あったバンドの良さがアルバム出す毎に削られていってしまうことが多いんで、2nd以降の変化はすごく気になるところなんですよね。
この曲が2ndアルバムの1曲目だったんで
「よし、ルースターらしさ貫いてるな。良かった!」
と思って聴き進めていたら
「Good To Be Here」
お?
これは…?
これは…
これはこれでカッコイイ!!
何やら「Alex Rider:Operation Stormbreaker」という映画のサントラに入っているそうで。
ミュージックビデオにも映画のシーンが映ってますね。
▶【Rooster 『Good To Be Here』】←Apple Musicで聴けます
ルースターなりの疾走感。
イントロでUKロック感あるけど、Vo.ニックが歌い始めたらやっぱりRoosterだった。
2ndもルースターらしさ貫きながら現代に寄せてきていて、これはこれで良いアルバムに仕上がっています。
知らなかった方は是非まずは1stアルバム『ROOSTER』
通しで聴いてみてください。
捨て曲ないです!
私は生で彼らを観れなかったのが残念。
ていうか当時、中1でしたし…。
今でも再結成を望んでいるよ、密かに。
今、彼らはそれぞれ別のバンドを組んでいるそうです。
みんな上手だったからっていうのもあるだろうな…。
やっぱり若くて新人にしてこんなに上手だったら色んな可能性があるから、別の道も歩んでみたくもなるよね。
ただ、バンドが解散しても、その後そのバンドのメンバーがそれぞれ別々の音楽をやっていたとしても
かつてそのバンドが産み出した音楽っていうのはずっと色褪せないまま残り続けるし、こうしていい音楽は語り継がれるんです。
だから解散したバンドだからといって、私が取り上げないなんてことは絶対ないです。
むしろ活動期間が短かったり、大きな日の目を見ることがなかったバンドこそ、いい音楽やっていたりするので、国内外問わず、またピックアップしていきたいと思います♪
では。
また書きますね(*^^*)
ここまで読んでくださってありがとうございました♥
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