こんにちは!
最近デイで子どもたちに評判の髪型フィッシュボーン!
アイリンです٩(๑❛ᴗ❛๑)۶♪

こうしてツインでやるときもあれば、片側に1つでフィッシュボーンするときもあります!

長い髪の女性が気になる男の子は「きょうフィッシュボーン?」とニコニコ。笑
女の子は「私も先生と同じ髪型にしたい!」って言ってくれるので、やってあげたりしていますよ♪(つω`*)


初めましての方はこちらからどうぞ!
▶【は じ め ま し て】←私の自己紹介(略歴)書いてあります


さて。
今日のテーマは福祉関連で「いろんな特性、いろんな才能」についてです!

何やらフジテレビで毎週木曜日22:00〜
『グッド・ドクター』というドラマをやっていて、障害のある子どもと接する仕事もしている私としては、すごく興味があります。

自閉症スペクトラム障害天才的記憶力と空間認知能力を持つサヴァン症候群でもある山崎賢人演じる主人公、新堂湊(しんどう みなと)が
幼い頃から小児外科医になることが夢で、ある日、レジデントとして小児外科の世界に飛び込む…

といったお話し。


私、夜勤だと22:00ってちょうど家出る時間なんで、職場着いたらドラマ終わってる…みたいな。

観れないじゃあん( ´•̥̥̥ω•̥̥̥`)

と思っていたら、なんとフジテレビオンデマンド(FOD)で期間限定で無料配信していました!

公式サイトの「見逃し配信はこちら!」っていう案内に従って、フジテレビオンデマンドから今なら無料で観れるので是非★
登録も不要です!

ドラマについて、無料配信はこちらから↓


私は先ほど見逃し無料配信で観ましたー!

私は感受性豊か+かなり涙脆いので、涙無しでは観れませんでした…。

主人公の"目の前の苦しんでる子どもを助けたい"っていう、とにかく純粋で真っ直ぐな気持ちとか
病気の子どものママの気持ちとか色々…

観ている途中でそういった感情が入ってきているとき、何度もゾワーッて鳥肌立っていました。笑
↑私が心や感受性を揺さぶる何か感じるとき、必ず起きる現象。


ドラマを観る前に、自閉っ子の親御さんが特に批判もなく「山崎賢人の自閉役が上手」っていう高評価を先に見ていたんですが
自身を落ち着ける特徴ある動作とか、こだわりや特性の表現など…確かに上手でしたね。

私も夜勤の仕事しながら▶放課後等デイサービスで働いていて、自閉症は子どもしか関わったことがないんですが、自閉の子って基本的に焦点が合わなくて、なかなかこちらの目を見て話すことが少ないんですよね。

そんな中でも、自分の訴えたいことや、ちゃんとこちらに注目しているときだけは、真っ直ぐキラキラした目で見てくれる瞬間があるんですよ。
目が合う瞬間すごく嬉しいし、改めて可愛いなって思うんですよね(*^^*)

そんな同じように真っ直ぐでキラキラした瞳を持つ、俳優の山崎賢人さん。
私は主人公の新堂湊に適役だと思いました!


そして世間では…もちろん批判もありますよね〜(p q´^`)

セリフや行動に一部批判がありますし、高山先生役の藤木直人が主人公を突き飛ばすシーンなんかは私も
「うわっ、やめてっ!」
ってなりましたが…
(しかも予告見て「またやるのかいっ!」と心の中でツッコミ)

でも私の前向きな意見としては、まだ1話目ですし、ドラマに関しては、ストーリーの過程を楽しみながらも
「それでどうなったの?」
っていう結果が大事だし、完結して初めて一つのドラマなので
私はその点に関しては最終話を見るまでは、まだなんとも言えません。

もしかしたら信頼関係築いていって、主人公は認めてもらえるかもしれないし、または今信用してない人たちに対して主人公が見返すような形になるかもしれないし、いい方向に向かうかもしれないし
それは最後まで観ないとわからないことなので。

あとはセリフの一部に
「配慮に欠けているのではないか」
という意見もありました。
確かに小児外科医で医療の仕事してるのに配慮がないっていう疑問点ですよね。
わかります。でも難しいところではありますよね。


何故なら実際、本当にそういう厳しい現実もあるんです…。

現実世界は、皆が皆、理解していたり、配慮できる人たちだけじゃないと思うんです。
もしも現在そんな世界であったなら、今ごろイジメや差別はこの世に存在しないことになります。
"あんな事件"も起こらなかったと思うんです。

わかりますよね。

もちろん私はイジメや差別はなくなってほしいと思いますし、そんな世界を理想としています。
目指していきたい世の中です。
だから私はその為にも、デイで子どもたちの支援を精一杯させていただいているんです。

でも…悲しいけど…
実際、今の世の中そうじゃないですよね?

だからこそ現実世界では、イジメや差別をなくす為にそんな厳しい現実でも、目を背けずに戦っていかなければならないことも。
私もツラいながらも、理想の社会のために、目を背けずに受け止めながら、その現実と向き合う場面が何度もありますよ。

きっと…
フィクションの中にも、そういう厳しい現実をリアルに描きたかったんじゃないかな。

恐らく、ですけど。

しかし、だからこそ!
尚更、続きが気になりますし、最終話は皆に「良かったね」って言われるような結末がいいですよね。

ドラマ『グッド・ドクター』は
障害ある方の未来の希望になるようなドラマだと思います。

今後も注目のドラマですねっ(。•ᴗ•。)
私の視点から見た、私個人のグッド・ドクターの感想でした!


私は障害のあるその人それぞれの世界を、私も覗いてみたいといつも思います。
興味深いって言ったら不謹慎なのかもしれませんが「理解したい」っていう気持ちは強いです。

では、そんな私の自閉の子どもとのエピソードをちょこっとだけお話しします♪


デイでのエピソード(1)
〜かるた遊び〜

過去に興味深かったのは一緒に多動で自閉の男の子と、かるた遊びをしていたときです。

2人でやってるから、私が読み札を読み、彼がひたすら取札を取るという。
それも彼は、私が読み札読み終わらないうちに物凄いスピードで取っていくんですよ。
私も読んでから一応探すんですが、私より見つける速度が速くてバンバン取ってっちゃう…!(°口°๑)

たまに、取れって私の手を取札に誘導するんですが、私が取ったら取ったで、彼は負けず嫌いなんで、すごい悔しがるんですよね。
私の取った札を横取りするくらい。笑
でも人の取った札を横取りするのはゲームのルール上ではダメなことなので、根気よく教えてます。


そして何度か普通にカルタをやってから
突然、彼は机に左から取札を並べ始めたんです。

「ろ…よ…?」

文章や単語じゃないみたいだし…なんだろ?
質問しても並べるのに集中していて、彼は私を見向きもせず。笑

わからないけど、とりあえず見守っていました。

左から右へ。

結構な速度で一枚一枚、取札を探しながら並べていき…

横に1列並べたら、その上の段にまた左から右へ、順に並べていく。

「た、た、た…! さ! かーかー…か!
と取札を探しながら、どんどん上へ、左から右へ並べていき…

最後「あ」を置いた瞬間

私は、やっと気付きました。


彼が作っていたのは五十音表だったんです。


彼は出来上がった五十音表を眺めてニコニコ、すごく嬉しそうでした(*^^*)


「えーっ!○○くん、すごい…!天才!先生わからなかったよ!あいうえお順なんだねー♪」
って頭なでて褒めてあげたら、更に嬉しそうににんまり顔。

多分、五十音表が彼の頭の中に、まるっと入ってる。

じゃないと左から右へ、下から順には並べられないと思うんだ。
私は絶対できない。笑

そして健常の人とは違う見え方、見方をしてるんだと思うんですよね。
そんな世界を少し覗けたのが興味深かったし嬉しかったです。


デイでのエピソード(2)
〜カレンダー〜

あと数字やカレンダーに強く、記憶力のある自閉の男の子がいて
「かやませんせい、○月○日きた?」
って言われて、私は日付だけじゃピンと来なくて
「○月○日は何曜日だった?」
と聞くと「○曜日!」と即答。

あー、そういえば出勤したな(゚O゚)

「○○くん、先生が来た日、覚えてるんだね!〇月〇日、先生きたよ!」
純粋に嬉しいです。
でも何ヶ月か前のことだったのに覚えてるのが凄い。

数字が好きだから時計にも興味があるみたいで
「○月○日、時計してきた?」
と、腕時計をつけてきた日まで覚えてくれていて
「次いつ時計してくる?」は毎回聞かれます。笑

平日デイに居る時は時計があるんでしてないんですが
「お出かけのとき腕時計してくるね!」
って、休日お出かけのときは公園など時計がある場所に行くとは限らないんで、して行きます。
しかもアナログよりデジタルの時計に興味があるみたいです(*˘︶˘*)

「かやませんせい次いつ来る?もしかして○日くる?」
って、毎度毎度聞かれるんで、毎回予定を教えてます。笑


私は日付と曜日はカレンダー見ないと正確にわからないのに、彼は正確に覚えてるんです。
だからたまに彼にその日は何曜日か聞いて頼っちゃいます( ˙ᵕ˙ )←

彼もまたカレンダーがまるっと頭に入っていて、聞くと去年や来年の日付と曜日を正確に答えられるんです。
凄いなあ。

彼は、何年前、何年先のカレンダーまで頭の中に入ってるんだろうか…。

その他、計算にも強いので、彼は大人になったらそういう特性を充分に生かせる職業や、好きな仕事に就けるといいなって思います。
記憶力も観察力もあるから、スケジュール管理とか得意そうだなあ。

私は数字、算数、数学が大の苦手なので…ホント理数系得意な人、尊敬しちゃいます。


なんて。
子どもたち見てると
「将来はどんな大人になるのかな」
って楽しみになります。

社会に出て困らないよう、自分の気持ちや意思表示できるように支援するのはもちろん、社会のルールやマナーを教えるのは大前提で
それぞれ子の、いろんな特性生かせるように活躍してほしいと願いながら、支援させていただいています。


最近は障害のある方を積極的に採用する企業も増えてきています。

私もニュース番組で、障害者雇用の特集されているのを何度か見たんですが
その特集されてた企業は、しっかりその人に合わせた配慮や環境づくりが成されていて、仕事内容もその人の特性に合った作業のみ。
周りが協力して、しっかり伝わる指示の仕方を考えたり、対応の仕方を試行錯誤して、働きやすい環境をつくっているようでした。

そういうの見て「これぞ理想の企業!」と
世の中まだまだ捨てたもんじゃないなと、前向きな気持ちになれました。


障害のある人が、障害のない人と同様に、その能力と適性に応じた雇用の場に就き、地域で自立した生活を送ることができるような社会を実現し、障害のある人の雇用ももっと増えていったらいいなって思います(*^^*)


一番大変なのは親御さんたちですが、そんな親御さんたちの力にもなれるよう、支援者も増えてったらいいなとも思うし、私も自分の出来ることを精一杯させていただきたいと思います!


そしてグッド・ドクターの新堂湊の願いを
私も一緒に祈ります。

『すべての子どもが大人になれますように』



では、また書きますね!

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ここまで読んで下さり、ありがとうございました(*˘︶˘*).:*♡