ブログを読んでくれる皆さま、
ありがとうございます😊
前回の記事の続きです。
フミヤくんのお母さんに電話をしました。
800mリレーの選手に選ばれたこと。
一人で200m走って4人でつなぐリレーに、
不安を感じていること。
担任・リレー担当の副担任で、
フミヤくんの不安を小さくするよう、
順を追って取り組むこと。
保護者さんには、
あたたかく背中を押して欲しいこと。
つらつらと、お話ししました。
お母さんは、
「リレーの選手なんて、
人生初めてです。
今まで選ばれたことはないです。
選ばれるのは普通級の子でしたから。
支援級の子は、リレーの選手になることは、
なかったです。
…ウチのコ、そんなに速いんですか?」
と、びっくりされていました。
「800mリレーは、
陸上記録会の花形なので、
メンバーは、学年で上位4人です。
だから、速いんですよ」
と、私が説明しました。
お母さんは、
「そうなんですね。
じゃ、速かったんですね、フミヤは」
と、笑いながらこたえました。
そして、
「フミヤは、
運動会の徒競走でも、
一緒に走っている子が転んだら、
引き返して起こしてあげて、その子と
ゴールまで一緒に走っていたんです。
だから、順位は後の方だったんですよ」
と、教えてくれました。
…同じような話
(ダウン症の我が子に絶望していたお父さんが、
小学校の運動会で、我が子が
転んだお友達を助けて
一緒にゴールした姿に涙して、
この子と一緒に生きていこうと、
覚悟を決めた話)は、
本で読んだことはあったけれど、
こんな身近に、ホントにいたなんて…
「徒競走の順位は低かったとしても…
人間としては、ぶっちぎりの一位ですね🥇」
私は、胸がじーんとくるものを
感じながら、言いました。
夕食どきに、
パートナーに
フミヤくんが、
徒競走で転んだ友達を助けて、
一緒にゴールした話をすると…
「なんていい話なんだ❗️
自分さえ良ければいい、
人を押しのけて自分がいいところにって
いう大人が多いじゃない。
転んだ子を助けて、一緒にゴールするなんて、
なかなかできないよね。
俺、涙出てきた」
と、いたく感じいっていました。
学校はブラックと言われて久しいけれど…
目の前の生徒から教えられたり、
きらりと光るところを発見して、
幸せな気持ちになったりするので、
学校の先生で良かったと、
思うのです
まだ続く笑
このことはきっといいことに変わる❣️
すべては、良くなる方向に動いている❣️
あなたも私も祝福の水路になりますように。
読んでくれてありがとう😊