残酷な天使の… | ぽち太の寝言は寝て言え

ぽち太の寝言は寝て言え

その日、その時、思ったコト、したコトをありのままに書いてます 気楽にやりましょー(^-^)/

今日はホント爽やかに晴れ渡りましたね
(^-^)

ツバメのヒナも大きく育って、飛ぶ練習を始める気配


(写真は伊那市のPAで撮影)

ぽち太は、鳥のなかでも とりわけツバメが好きなんですが、そのワケとしては愛くるしい姿ももちろん、人に慣れるワケでもないのに人を怖がらない自由さ、そして、糞等て軒下が汚れたりするコトもあるのに、覆いをしたりして営巣や子育ての邪魔にならないように見守る、人の優しさが垣間見えるトコロも和みます
(^-^)

そんな日本人に愛されるツバメのショッキングなシーンを、秘境探険ツーリングの帰路で見てしまいました
( ̄□ ̄;)!!

名古屋市内に入り、信号待ちで停車してた時のコト
突然直近で鳥の甲高い鳴き声が響きます

声のする方を見ると、カラスがツバメのヒナをくわえて飛んで行きます
それを追いかける親ツバメ…

あ~、なんでこんなシーン見ちゃったんだろう…
(T_T)

コレ、皆さんならツバメを助けますか❓
ぽち太は一切手出ししない派です

その場だけ(人間目線で)見れば、カラスが悪者で、残酷なシーンですよね

でも、このカラスだって、自分のヒナに与える為に巣を襲ったのかも知れないし、小さくて愛らしいツバメは守って、気味の悪いカラスは退治するってのは、ツバメ対カラスの構造をカラス対人間に置き換えただけですよね

カラスはゴミを荒らしたりして、害があるからってのも確かかもしれませんが、カラスは非常に知能の高い生き物

最初から敵意を剥き出しにして対峙すると、相手も負けじと対抗してきます
が、ゴミを荒そうとしてるカラスを見かけたら、1度話しかけてみると分かります

「そういうコトしちゃダメだぞ」って感じで話しかける(鳴きマネ?)と、多少駄々をこねるような素振りを見せる時もありますが、意外と素直に飛び去ります

慣れたヤツになると、コチラが歩くのに合わせて付いて来たりもします
コレはコレで可愛いもんです

話があらぬ方向に行ってしまいましたが、野生の生き物はみんな、生きるコトに必死なんですね

同じ場面に皆さんが出くわした時、どんな行動を取るかは、それぞれの考えに従えば良いと思いますが、昔テレビでビートたけしさんが言ってたセリフに人間の心の真理があるように思うので、紹介しておきます

鮭の一生を追いかける番組で、傷だらけになりながら産卵の為に川を登ってきた鮭
最後の力を振り絞って辿り着いた産卵の場で待つのは、最大の敵、熊

最後の最後に、目的を達成出来ずに熊に食べられる鮭を見て、多くの人は鮭に同情的です

ところが視点を変えて、冬眠前のお腹を空かせた熊の親子がメインになると、鮭が獲れたコトを自分のコトのように喜ぶんですね

今日は難しい話になっちゃいましたが、自然の摂理とは頭で分かっていても、悟りは出来ない自分に気付いたのでした…

厳しい自然を生き抜いて、来年もたくさんのツバメが来てくれるといいな