その手はクハナの…1 | ぽち太の寝言は寝て言え

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その日、その時、思ったコト、したコトをありのままに書いてます 気楽にやりましょー(^-^)/

昨日、全国(沖縄を除く)のトップを切って、名古屋で桜の開花宣言が出ました
\(^o^)/

例年では考えられない早さですが、名古屋の標準木は名古屋城のある名城公園にあるので、もっと南にあるぽち太ん家近辺でも咲いても良さそうなのに…

ホント言うと、このニュースがなければ、名古屋城も今日の目的地の1つに挙げていたトコロですが、きっと気の早い名古屋人は早速繰り出すだろうと予測し、他の行き先を考えます

昨日に続いて地図アプリを睨んでると、近すぎて見逃していたところがありました

桑名市
名古屋から僅か20~30km程度と近いこともあるし、特に観光都市と言うワケでもなし
個人的には、安土桃山時代から明治維新にかけての歴史の街と言う認識ですね

ただ、幕末においては、会津藩と並ぶ佐幕派の筆頭となっていたので、薩長に自慢のお城を焼かれたりして、歴史の香り薫る街ともなりません

ま、ご託はおいといて、とにかく出掛けてみましょう
(^-^)/

家を出たのは、午前10時頃
基幹国道23号線を西へ向かいます

揖斐川を渡って最初の交差点から、反時計回りに回って揖斐川の堤防道路にでると、いきなり目に入るのがコレ



ここ桑名は、江戸時代の東海道の中で唯一の海上ルート、通称「七里の渡し」の伊勢側の船着き場
てっきり、その常夜燈かと思ったら、どうも違うようで…

そこから堤防道路から桑名城址公園脇を抜けて、桑名駅前に出ます

もちろん、昼飯の為ですが、桑名名物と言えば「はまぐり」
昼前の混み合う時間を避けて、早めに入店したのが「はまぐり海道」さん

オーダーは、最高値のはまぐりセット



はまぐりのお吸い物、その手は桑名の焼きはまぐり、ごはんは中にはまぐりの「しぐれ煮(佃煮)」が隠れてます

ごはんはわさびと海苔で、最初はこのままいただきます
佃煮とごはん最強❕

お吸い物は、はまぐりの出汁が上品で美味しい~

焼きはまぐりは、はまぐりの旨味がギュッと詰まって言うコトなし‼

どれも味付けは最小限で、はまぐりの旨味全開❗

ただ、量的にコレだけ⁉って思ってたトコロにコレ↓



はまぐりフライ
コレも軽く塩だけでいただくと、はまぐりの旨味が閉じ込められて、食感も変わって旨~い

で、最後はお吸い物の出汁をごはんにかけて、ザクザク掻き込みます



日本万歳!日本に生まれて良かったぁ~

ボリュームに若干不満が残りますが、今や国産のはまぐりは貴重品
かつては絶滅の危機に瀕しながら、漁業関係者の方々の努力で復活したもの
有り難くいただきました

そんないわくもあってか、桑名の方々のはまぐりに懸ける情熱は目を見張るものがあります
それについては後程

腹7分目で店を出て、先程通り抜けて来た桑名城址「九華公園」へ…向かう前に、ちょっと寄り道

ぽち太が大好きな下町商店街、寺町商店街に立ち寄り
イエイエ、食べ歩きとかじゃないですよ
旧城下の堀割沿いに咲いた、河津桜が満開なんです





濃いピンクの花が、春爛漫の雰囲気を醸してます

こんな下町感いっぱいの商店街に



桑名市民のはまぐり愛が炸裂するモノが



ゆめはまちゃんです
シンプルでキュートです

しかし、桑名市民のはまぐり愛は、これに留まりません
が、それも後程

さて、春を満喫するために、桑名城址九華公園へ向かいます

九華公園の名前ですが、桑名城の別名に由来します

桑名城は、徳川四天王の1人、織田信長をして「日本の張飛」と言わしめた本多忠勝により、現在の原型が築かれています



このお城は、木曽三川の1つ揖斐川の河口に築かれ、海と川に囲まれた要害で、別名を扇城と呼ばれました

ここから、中国の扇の一種「九華」を「くはな(くわな)」と掛けて命名されたそうで

城址に広がる公園散策の様子は、次の機会に

ってコトで、続きます