今回の鉄旅も、「和歌山県にいる」のは今日が最後
いい旅で締めくくりましょう
昨日は、白浜から2日目の宿泊地、串本へ移動
白浜駅には「パンダ駅長」がいるにも関わらず、構内の観光案内所でお出迎え&お見送りしてくれるのは「クエ太郎とクエ美」のカップル↓
正面からだと、口の中しか見えません
白浜駅がある紀勢線(きのくに線)は、大阪～白浜間はソコソコ本数が出ているんですが、白浜～新宮間は極端に本数が減ります
電車
そのものが1時間に1～2本で、しかも半分以上は特急ほぼ観光路線に特化していて、地元の方の生活路線としての役割は余り期待されていないようです
今回も約1時間の駅待ち
そんな退屈な時間にはコレ↓
南紀州路の定番、熊野古道麦酒で時間潰し
久しぶりだなっ
電車待ち1時間、乗車時間1時間で串本に到着
串本での目的は、基本温泉
以前、温泉ランキングでご紹介した「泉質No.1」に輝く串本温泉
に入る為やってきました晩御飯までには時間があるので、ホテル
のお部屋でゆっくり寛ぎますビジネスホテルとは言え、最強天然温泉を併設しているってのは、いつでも入れるって安心感がいいですね
しばらく寛いでいると、お腹も空いてきました
いざ晩御飯へ
以前コチラに宿泊した際は、大晦日から元旦だったのでチェーン店ぐらいしかやってなかったんですが、今回は個人店を求めて裏路地へ
ホテル
から程近いトコロに見つけた良さげな雰囲気のお店、しかし店内に灯りは点いてるのに、表の看板は消灯…やってる？貸し切り？
おずおずと戸を開くと、確かにかなりの混み具合
お姉さん2人で切り盛りしてますが、かなり忙しそう
入れるか尋ねてみると、先客の常連に詰めてもらって席に着くコトが出来ました
着席後聞いたトコロによると、少し前に同じく1人で来店した方は、満席と言うことで入店を断ったそうで…
常連のおっちゃん曰く、「兄ちゃんが女将のタイプやったんや
」…嬉しいな
…では、オーダー
ちなみに、事前に料理の写真撮ってもいいか尋ねると、「料理はエエけど、私は撮らんといてな
」エエなあ、関西のノリ
一品目↓
刺盛りです
通常三点盛りのトコロ、同じ金額で四点盛ってくれました～
内容は、ヨコワ(マグロの幼魚)、鯵、アオリイカ、他(笑)です
みんな新鮮で美味し～
地元生え抜きの女将さんの顔で、良い魚
が格安で手に入るそうです続いてはムツの塩焼き↓
居酒屋メニューと言うより、割烹の味
お母ちゃん、エエ腕してんなあ
三品目はイカの二種盛り天ぷらだったんですが、食べるコトとお喋りに夢中で、写真を撮るの忘れちゃいました…
せっかく常連さんの口利きで、アオリイカと赤イカの食べ比べにしてくれたのに…
ま、写真では違いは分かりませんが…
普段あまり気にしないイカの種類の違いが楽しめて面白かったよ
四品目は、南紀名物サンマの味醂干し↓
コチラ方面では、太刀魚の干物が超絶美味との評判ですが、根室沖や三陸沖に比べて脂が程好く抜けた南紀のサンマは、押し寿司や干物にぴったり
日本酒
が進みます色んな物をいただきたいんですが、全体に盛りが多目なんで、そろそろ〆に入らなくては…
ココでも先程の常連のおっちゃんオススメの〆の一品、「鰹茶漬け」にいきたいトコロでしたが、残念なコトに鰹が品切れ
しゃあないなあ…ってコトで、鮭茶漬けをオーダー
しかし、厨房の中ではデッカイ鮭の半身が踊っています
このお店では、焼いてほぐした鮭の身を載せるのではなく、わざわざ切身を切り出してから香ばしく炙り、ほぐさずにご飯の上に降臨させるのです
見よ、この迫力
↓
焼き鮭の一品料理で出しても、全く問題ないサイズの焼きたて鮭がド迫力
香ばしい皮の焼き目も食欲復活にハンパない力を与えます
殆ど丼サイズの茶漬けを一気食いしてご馳走様
ほ～んと、美味しかった
またいい店見つけちゃった
ちなみに何度も出てくる常連さん、実は愛知から帰省で帰って来てる方で、幼なじみの女将さんがやってるこの店に幼なじみが集合していたんだそうです
以前はぽち太の家
の近所に住んでたんだってこういう意外な出会いも旅の醍醐味だねえ
美味しい海の幸を堪能したら、後は温泉
早速ホテル
に戻って温泉へやはり何度見ても普通の銭湯にしか見えないんですが、暖簾をくぐると酔っ払いだと吐いちゃう程の硫黄臭
ま、時間と共に慣れるけどね
体を洗って湯船へ
いや、ここのお風呂はホントにぽち太好みの湯温
とろけまくります…
湯船でとろけまくった後のお肌は、ホントにツルツル、スベスベ
…って、オッサンがそんなんなって、何がうれしいんか？
けれど、温泉浸かった効果が実感出来るのは嬉しい限り
後は名古屋へ帰るのみ
動物達と温泉と旨い食い物に癒された充実した年末でした～