日本人らしく印象派の絵画が好きとなると、オルセー美術館やオランジュリー美術館も好き ということで、春先に所謂年パスとして知られるカルトブランシュを買ってみました。
これがあると1年間(1月-12月)、オルセー美術館とオランジュリー美術館の常設展・特別展が入り放題。チケット売り場に並ばなくて済む上、コンサート等のイベントの割引、レストランやショップでの割引など、各種割引もあります。
(参考)カルトブランシュのページ
カルトブランシュは全部で4種類あり、Solo(1人だけ入れる)49€、Duo(同行者1名も入れる)76€、18-35歳向けSolo25€、18-35歳向けDuo40€ ※2018年8月31日現在。ルーブルの会員だったりすると割引もあるようです。
実はルーブル美術館のものと迷ったのですが、印象派が好きということ以上に18-35歳向けのお値段がとてもお得、ということでカルトブランシュにしました。通常の入場料は15.5€なので2回行けば元が取れてしまう&大抵年齢での割引は25歳までか65歳以上なのに35歳まで認めてくれる幅広さなんとありがたい。
ただ、普通のカルトブランシュはネットから購入できますが、18-35歳向けのCarte blanche aux jeunesは年齢確認が必要なのでチケット売り場に行く必要があります。外で荷物検査の行列には数10分並んだものの、中に入ると専用窓口(6番:カルトブランシュの写真がついた看板が立っている)があるので窓口では並ばずに済みました。
窓口のおば様にカルトブランシュが欲しい旨伝えると、申請用紙をくれてその場で記入最後にパスポートの誕生日を見せて、35歳までのDuoが欲しい旨を伝え、手続きしてもらってお支払をしたら完了
で、申請用紙についていた特典の概要が書かれたものと紙のチケットをホッチキス止めしたもの受け取りました↓
特典が書かれた紙と、右上がチケット的なもの。
この紙のカードで早速入って楽しんだものの、年パスなのに紙…と思っていたら、後日ちゃんとしたカードと冊子が送られてきました
窓口で「この住所はあなたの名義なのか?」と何度も確認されたのですが、後からカードが郵送されてくるので確実に届けるための確認だったようです。
8月までのプログラムと右がちゃんとしたカード。裏に顔写真を貼るようになっています。
日本から誰か来るとルーブルとともに、やはりオルセー美術館やオランジュリー美術館も行ってみたいと言うので、オルセー美術館に3回、オランジュリー美術館に1回友人を連れて行き、十分元も取れました。思い切って買ってみて良かったです
オルセー美術館もオランジュリー美術館もさほど混んでないのでのんびり観られて、モネ、ルノワールはじめゴッホ、ミレー、ドガなど教科書とかで観たことある!というものが多いので日本からの友人を案内するにも最適でした。
9月からピカソの特別展が始まるようなのでこれまた楽しみです
オルセー美術館の時計の裏側。モンマルトルも見えます。