フランス行きが決まって一番心配だったのが硬水。日本の水道水と違ってミネラル成分が多くてお腹を壊すだの、やかんが真っ白になるだの、髪も体もカサカサになるだのと言われており、恐れておりましたドキドキ

 

フランスに来て2週間はホテル暮らしだったので、軟水に近いという日本人御用達のVolvicを飲んで暮らし、アパートに住んでからも、紅茶を飲んで暮らす分には香りが弱いかなーくらいでさほど気にしておりませんでした。やかんもちょっと白くなるものの、週に1回水にお酢を混ぜて沸かせばすっきりする程度。

 

ただ、日本から送った荷物が届き、緑茶やだしを水道水で出そうとすると、何だか味も香りもこれじゃない感が凄い…ぼけー実力を出し切ってない感じ。

 

そこで、週末は日本祭りにすることにして、土曜日に1.5LのVolvicを買ってきては緑茶を淹れて一息ついていたのですが、いかんせん毎週となると面倒しょんぼりそれに、まとめ買いには重すぎる、宅配もフランスでは信用できない。

 

という訳で、結局海外でよく使われていると聞くBRITAを購入。日本でも使っていて効果は知っていたのものの、日本の軟水をおいしくするのと硬水を軟水にするのでは訳が違うだろう、と正直あまり信用していなかったのです。

BRITAさん。

 

ところが使ってみてびっくり。紅茶の香りがいつもと違う。そしてネットでも色々言われているとおり油膜の出方が違う。使い終わったマグカップの茶渋の付き方が違うビックリマーク

BRITAの水で淹れた紅茶を飲んだ後のマグカップ。

 

水道水そのままを沸かして淹れた紅茶を飲んだ後のマグカップ。

こういうものだと思ってました。

 

ちなみに、フランス人の同僚からは水にレモンを絞って飲むことを勧められましたレモン

実際、二人に一人くらいがランチでコップにレモンを2,3切れぎゅうぎゅう絞って水を飲んでいます。

 

理由がはっきりしなかったので調べてみると、クエン酸がミネラルを吸収しやすくしてくれるので、硬水でも飲みやすくなるとのこと。

 

家でお水コップ一杯にレモン一切れを絞って飲んでみたら、さわやかな香りがしてとても美味しかったです。一切れくらいでは酸っぱ!ということにもなりませんでした。水分とともにビタミンCとミネラルも補給できて一石三鳥lemon.これで喉が渇いても安心です。

 

水道水にレモンを絞ったレモン水