【反抗期の娘と青い手のお母さんの物語】 | 藍と暮らしと里山と

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小さな里山にある古民家で、”昔ながらの藍染め”と”人が集う”「場」つくりをしています。ここでしか味わえない体験記と日々の想いを綴ります。

うちには反抗期の娘がいます(笑)

 

学校のことだったり、

友達のことだったり、

ただただ親にイラッと来たりしてるみたいです(汗)

 

 

だから口喧嘩になることもしょっちゅう!!

 

 

だから、めーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ーーーーーーちゃ腹が立つ。

 

まあ、それはお互い様なんだけど。。。

 

 

 

なので、今日はそんな娘の自慢話しをしようと思います♫♫

 

(笑)

 

 

 

時を遡ること2年と少し前。

 

長女が中学に入学する年のこと。

 

 

 

 

その時も私の仕事は「藍染め屋」

 

 

藍染め屋の仕事は、

 

藍染めすること(笑)

 

 

いつも染め仕事をするときは、

素手で染めます。

 

なので私の手はいつもこんな感じ

↓↓↓↓↓

 

(※実りの季節なのでお米バージョン!)

 

 

染め液が私の手もきれいな青に染め上げてくれます。

 

 

藍の染め液には、

化学薬品を一切使用しないので

もちろん身体に害はありません

 

(藍染めのことについてはまた今度詳しく語りますね)

 

 

話は戻り、、、

 

 

 

長女が中学に入学する年の春。

 

 

私の頭の中には心配事がひとつ。

 

「こんなに真っ青な手で入学式に行っても大丈夫かなぁ。。。」

 

 

「藍染めしてるって知らない人からしたら、不気味としか思われないかな。。」

 

 

「そのことで娘が友達から変な目で見られたらどうしよう。。。。」

 

 

 

しばらく私の中で葛藤する日々が続きました。

 

悩んでも結論が出ないので、、、、

直接娘に聞いてみることに。

 

 

母:「ねぇねぇ、もうすぐ入学式だよね。」

 

娘:「うん。」

 

母:「入学式の時、ママの手がこんな色したまま学校行ったらどう思う??」

母:「もし青い手のお母さんのまま学校行って、友達に変な目で見られるの嫌だったら

しばらくは手袋して藍染めして青くならんようにするよ。」

 

娘:「・・・・・・・・・・・・・・・」

 

娘:「へっ??」

娘:「?????????」

娘:「そんなことで変な目で見る人っておるん??????

 

母:「・・・・・・・・・・・」

娘:「まあ、もしママの手が青いくらいで、変な目で見てくる友達とは友達にならんから大丈夫!」

 

 

 

母:「。。。。。。。。。。。。へっ???」

 

私にはそんな発想すらなかった自分を反省しました。

 

そして、

 

なんちゅう良いこと言ってくれるんだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!

 

と感激したのです。

 

が。。。。。!!!

 

 

 

と同時に、

 

一番その青い手

 

恥ずかしいと思っていたのは自分だったことに

 

気付かされました。。。。。

 

 

 

藍のことが

 

大好きで大好きで、

おもしろくて、

かわいくて、、、

 

 

その魅力を届けたい。

知ってほしい。

 

とか思っていた自分が、、、

 

 

(T-T)

 

 

 

人の目を気にして、、、

 

一番近くで藍染めに背中を向けながら仕事をしていたのは

 

自分だったのかもしれない。

 

 

そう思うと、

藍の親として失格だな。。。。と反省しました。

 

 

 

ほんとはこうしたいのに。

 

 

ほんとの自分はこうなのに。

 

 

ありのままでいたいのに

 

 

私は、

 

人の目を気にして、

本心を隠すことってたくさんあるのかもしれない。

 

 

 

でもそれを誰かのせいにして、

自分を隠していると自分が自分じゃなくなちゃう。

 

 

この日から私は変われたのかなと思います。

 

 

今の私は、、、

 

「ものすっごくありのままです!!!!」

 

(笑)

 

 

そんな私でいられるもの娘のおかげ。

 

 

「そのままでいんだよ。」

 

そのことの大切さを教えてくれたには感謝しかありません

 

 

 

 

頼りなくて、

 

未完成で、

 

完璧なんかじゃないけれど、、、

 

 

そんな母の元で、

 

素直なままに成長してくれてありがとう!!

 

 

子供はいつか親を越えていくと言うけれど、

 

いつか超えられてしまうその日まで、

 

私が私でいられるように、

 

母として、

 

ありのままの背中を見せ続けたいなと思います。

 

 

もう超えられてるかもしれないな。。。。。。(笑)

 

 

 

うちの自慢の反抗期の娘の話でしたっ♪♪♪

 

 

The   END..........