どうしてこんなに藍染めに惹かれるのか、
自分でもよく分かってないけど、
私、めちゃめちゃ藍が好きなんです。
その魅力をしゃべり始めたら1時間はかかるけれど(笑)、
藍染めを始めて今年で4年。
振り返ってみると、
藍染めを通してでしか出会えなかった
たくさんの人たちの顔が浮かんできます。
はじめての染め体験は、夫の実家のガレージ。
重くなった錆び付いたシャッターをガラガラと開けると、
コンクリートの上に甕がひとつ。
洗濯機や家のあれこれが置いてある片隅で、
決して「工房」なんて呼べないような場所に、
友達ばかりが5人くらい集まってくれたのが、
私の藍染め屋としての最初の一歩。
その瞬間、「藍染め屋aiya」の誕生です!!
頭の中にはあのときの光景が今も色鮮やかに残っています。
ガレージ染め場で私はたくさんの方と出会えました!!
どれだけの方たちと出会えただろう。
どれだけの楽しい時間を共有できただろう。
藍染めを提供しているつもりが、
いつもいつも幸せな時間を頂いていたなぁと思うと、
私はなんて幸せ者なんだろうって思っちゃうんです♥
もっかい言っておこうかな(笑)
私ってなんて幸せ者なんだろう♫
そう思えるのはめっちゃ素敵な人たちに囲まれてるから。
雪が降ってくるギリギリの季節に
暮らしを海の近くから山に移し、
ご縁を頂いた古民家に少しだけ手を加え、
念願だった自分の「染め場」を作りました。
もともと台所だったその場所に、
今年はたくさん方が染め体験に訪れてくれました。
まだまだ規模は小さいけれど、、、、
背伸びはせず
欲張らず
楽しさを忘れずに
笑顔で藍と向き合うように心がけています。
場所は、
里山にあるちいさな村。
春は桜が咲き、ウグイスの声が谷間に響きます。
夏は田んぼからカエルの大合唱。
秋は山々が紅葉し、夜は虫の音色を聞きながら眠りにつきます。
冬は一面雪景色。
季節と季節の色を感じながらの藍染めはその瞬間だけの特別な時間。
この場所でしか味わえないものがきっとここにはたくさんあります。
また一人、また一人と良きご縁で繋がれることを願って。
「藍と暮らしと里山と」
フォローしてくれるとうれしいです。
藍のこと、
暮らしのこと、
里山のこと、
少しずつアップしていきますね。
藍染め屋aiya
南部歩美