より抜粋

(前略)
留学先のドイツから日本へ帰国したときの話です。

ドイツで学んだことを、日本の医療に活かしたい。
患者さんたちのために、よりよい手術を実践していきたい。
そう強く決意し、帰国したのにもかかわらず、
君の居場所は、ここ(金沢大学)にはないよと言われ、
金沢大学の医局から富山医科薬科大学への異動を命じられました。

留学中に私が上げた成果は、喜ばれることなく逆に妬まれ、
排除の力が働いたようでした。

寂しさを感じました。と同時に、
実力主義であるドイツとはかけ離れた日本の現状を憂い、
「なんとかしなければいけない」とも思いました。



 

医療は、患者さんたちのためにあるべきです。
医者のためでも、ましてや医者たちの政治のもとにあるわけでもありません。
優れた医療こそが、トップ・プライオリティでなければいけないのです。
(後略)

 

【コメント】

 

「まるでドラマ」のようですが、現実です。

だから私は、「医者と弁護士と警察官は信じない」のです。