2024/03/24(日)21:00~テレビ朝日(SPドラマ)
『万博の太陽』
1968年、東京の下町で育った朝野今日子(橋本環奈)は
高校卒業後、家業の畳店を手伝っていた。
早世した父にかわって畳店を切り盛りする
母・陽子のために少しでもいい結婚をして
安心させてあげたいと思ってはいるものの、
好奇心旺盛で猪突猛進な性格が災いして断られてばかり。
今日子の最近の頭の中は再来年、
大阪で開催される万国博覧会のことでいっぱい。
東京オリンピック(1964年)に感動した日々を忘れられず、
大阪万博への期待に胸を高鳴らせていたのだ。
その日も見合いの席で
「私の夢は万国博覧会で世界中の人たちとつながることです!」
と熱弁をふるって惨敗してしまう。
しょんぼりする今日子のもとに舞い込んだのは、
大阪行きの話だった。
陽子の兄、つまり今日子の伯父・万田昭太朗(唐沢寿明)の
工場が人手不足で困っているというのだ。
しかも、工場は万博会場のすぐ近く。
今日子は建設中の万博会場を見てみたい一心で、
大阪に旅立つ。