まず、「哲学とは何か?」をググってみました。
「哲学とは何か」が分かれば、おのずと「その反対語」も分かる筈だからです。
①哲学は英語で「フィロソフィー(philosophy)」といいます。
古代ギリシア語で
・「フィロ(Philo)=愛する」
・「ソフィア(sophia)=智」
「智を愛する」が哲学の語源です。
常識の異なる様々な人々に通用する「常識を獲得」する過程で生まれたのが、
哲学と言われています。
②哲学とは知識ではない。
哲学という学問は「自分で考える力を身につける」ものであり、
知識を詰め込むものではありません。
・今ある常識による判断から逸脱するときに何を根拠とするのか
・その根拠とするものを他人に説得力を持って説明ができるのか
これらは誰かが教えてくれるわけでもマニュアルがあるわけでもありません。
③哲学思想は「過去の哲学者への批判」を軸として発展してきた学問である…
④哲学は、
先人たちの「間違いなく正しくて、もう批判しようがない考え」を批判し、乗り越えて、
さらに深く新しい思想を築きあげる歴史なのです。
⑤そんな状況下で既存の常識を疑い、新しい考え方と根拠を示し、
知識や価値観の体系化していく営みこそが「哲学」ということができるのです。
⑥結論からいうと、学問としての「哲学」が追求する(哲学する)対象は、
「世界」や「人間」、「神」、「社会」、「善悪」といった、
万人に共通の、普遍的・根源的なものなのです。
⑦すなわち、世界とはどのようにできているのか? とか、
人間とは何か? 神は存在するのか? 社会はどうあるべきか?
何が善で、何が悪なのか? といったような万人に共通する問題です。
⑧…この世界のなんでもいいので「なにか」の本質はいったいなにか
ということを「論理的」に追及すること…
ここまで調べて、突然結論が「ひらめいて」しまいました。
「論理的」に…ではありません、つまり、「哲学的ではない」のですが…
「哲学」の反対語(対義語)は「芸術」です。
「芸術」の反対語(対義語)は「哲学」です。