~“夢のプロジェクト”実現へ、ロボット研究者ら集結~
 
高さ18メートルの実物大ガンダムを実際に動かす――
そんな夢のようなプロジェクトが、ついに実現しようとしている。
 
舞台は港湾都市・横浜の山下ふ頭。
東京オリンピック・パラリンピックが開催される2020年に、ガンダムが動き出す。
 
 
実物大ガンダムを動かすプロジェクト「ガンダム GLOBAL CHALLENGE」は、2014年に始動。
当時の発表会で、ガンダムシリーズの富野由悠季監督は
「ようやく、絵空事で考えていたものが形になる」と喜んでいた。


 
 
「ガンダムを動かす」といっても、実際に歩くのか、腕や首が動くだけなのか、
映像と組み合わせた特別な演出を考えているのかなど、その詳細は明らかになっていない。
 
公式サイトによると、世界中から募集したアイデアを基に、それらを1つのプランに集約。
基本設計から実施設計、検証実験を重ね、ついに製作段階へ突入しつつあるようだ。
 
 
同プロジェクトは横浜市と連携し、

GUNDAM FACTORY YOKOHAMA」として2020年から1年間実施する予定。
プロジェクトには富野監督の他、

国内外のロボット研究者や映画監督、クリエイターらが参加する。

 

 
 
■ガンダムは歩くかもしれない
 
プロジェクトでは世界中からアイデアを公募。
1次応募を経て新たに4人のメンバーが追加された。
この4人中3人が「ロボットの歩行」に関するアイデアを提案している。
もしかしたら、実物大ガンダムは歩くのかもしれない。