営業とマーケティングのAI化を支援している、AIリモートワーカーの佐々木です。
今日は、電話をかける「時間」の話です。
商談のあと、提案の資料をお送りして、数日たってから「その後いかがでしょうか」とお電話する。
営業をやっていると、何百回もやる動きだと思います。
このお電話、だいたい出てもらえません。
出てもらえても「まだ見られていなくて」「社内で確認中です」で終わることが多い。
こちらは「そろそろ見てくれたかな」と思ってかけているのですが、お客様にとっては、ちょうど別の仕事をしている時間なんですよね。
支援先の、医療機関向けのサービスを提供している会社でも、同じことが起きていました。
この会社では、お客様1社ごとに専用の提案ページを作って、資料と説明の動画をまとめてお渡ししています。
多い月で80件ほど。決裁者の方向けの動画は、1社あたり3本ほどです。
ページを用意したことで、もう一つできるようになったことがありました。
お客様がページを開いたら、担当の営業に通知が届くようにしたんです。
通知が来たら、その場でお電話する。
決めたのはそれだけです。
これが、思っていた以上に変わりました。
まず、出てもらえる。
お客様はまさに検討している最中なので、頭の中にその話が入っている状態です。
次に、引っかかっているところを、その場で聞ける。
費用のこと、導入したあとの現場の手間のこと。そういう気がかりが、まだ温かいうちに出てきます。
数日後に聞くと、そういう気がかりは「今回は見送りで」の一言にまとまってしまっていることが多いんです。
そして、そのまま次の話に進める。
気がかりが解けたら、次はいつ、どなたと話すかまで、その電話の中で決められます。
書いていて思い出したのが、昔の自分の仕事でした。
人材系の会社にいたころ、求人の新しい掲載を毎日自動で拾って、「採用に困り始めた会社」が分かるようにしていました。
困り始めたその時に電話をかけると、話を聞いてもらえる。
同じ会社に1か月前にかけても、何も起きなかったはずです。
やっていることは、あのころと同じなんだと思います。
電話の上手い下手より、かけるタイミングのほうがずっと大きい。
ただ、そのタイミングを人が見張っていることはできないので、そこを仕組みに任せる。
営業の方に「もっと電話して」とお願いするより、「この通知が来たら電話して」とお願いするほうが、ずっと気持ちよく動いてもらえました。
かける理由がはっきりしている電話は、かける側も楽なんですよね。
次回も、現場で気づいたことを書きます。
今日書いたようなことを、動画と練習問題にして「営業マーケAIスクール」に置いています。個人の方は登録なし・無料で全部見られます(会社で使う場合だけ有料)。自分の職種を選ぶと、今日やる1つとプロンプトが出ます。
月・水・金の朝に、こういう現場の話を書いています。フォローしていただくと次の話が届きます。