「翔之會」国立劇場小劇場 前回に続き | 〽いとしと書いて藤の花 気まぐれお稽古日記

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昨日26日に行われました「翔之會」ですが、昨日UPした続きを書きます。

七回忌 五世中村富十郎を偲んで

 第四回 「翔之會」

正面にはお写真が飾られ、横には富十郎さんの写真集が置いてあります。

御贔屓の方々が購入されてましたが、歌舞伎座などで見られる風景ではないので

近づくことが出来ませんでした。

そういえば、踊りの拍手も控えめだったような。

 

鷹之助さんも真面目な方で控えめな方という印象でした。

この会も鷹之資さんの雰囲気と同じ感じで進みました。

 

「越後獅子」は晒を振るところは盛り上がり、必ず大きな拍手が湧くところですが、この会のお客様は控えめでした。

「春興鏡獅子」も同じように感じました。

上手く言えませんが、この会はこの会で凄い華やかさよりも、凛とした品のある踊りの会だったと思います。

 

後見について感じたこと。昨日に続いて書き加えます。

一、春興鏡獅子 小姓弥生の終わり頃、

鷹之資さんが踊っている正面に、舞台を背にして後見の右近さんが蝶々をヒラヒラさせる

小道具を両手に持って出てきました。

両手でヒラヒラさせるのあれ、結構重いですよね。

 

そしてこの後は花道を後退りになりながら、小姓弥生を導きながら花道を下がりました。

六方こそ踏まないけれど、歌舞伎みているようでした。

後見といってもただ、小道具を差し出すだけではなかったのです。

どこで、何時習得されたのでしょう。

昨日のプログラムには後見に尾上右近様がご出演くださいます、とありますので後見として

みなされた訳ですよね。

きっと踊っているうちに後見の役目も覚えられたのでしょうね。

 

PS:局 吉野を演じられた尾上菊三呂さん、綺麗な方ですね。

 

昨日の模様をツイッターに出されましたのでコピーしました。

尾上右近

 お疲れ様でしたー!!!! 七回忌五世中村富十郎を偲んで 第四回翔之會 

 中村鷹之資 中村梅丸

 渡邊愛子 尾上右近、わたしは後見 鏡獅子 また踊りたい 久々の古典

 

 春興鏡獅子の中村鷹之資さん        鬘をつけた後見の尾上右近さん

 胡蝶の精の中村梅丸さんと渡邊愛子さん

 尾上右近さんと渡邊愛子さん

 

素晴らしい会を拝見出来、嬉しかった一日でした。

昨日も楽しい一日が過ごせ感謝です。