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生徒の満足度90%超!
大学受験の予備校で、現代文の指導をしているaikoです。

「大学の、その先」を考えた教育を提案します。

 
はじめましての方はこちらもどうぞ。
 
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学校を選ぶ時、
宗教の有無も論点になることがあると思います。


基本的には仏教かキリスト教の学校が
多いと思いますが、
今回はキリスト教の話を。


キリスト教には大きく分けると
カトリックとプロテスタントがありますが、
どちらの宗派かで 学校の様子も変わります。

宗教に関係する部分で
学生の負担が多いと感じるのは、
圧倒的にプロテスタントの学校かなと私は思います。


カトリックに比べてプロテスタントの方が
宗教活動が盛んですよね。

礼拝への参加や日曜学校への所属が
地味に負担だという声は
学生からも耳にします。

カトリックの学校で
毎週御ミサに参加を求めるというのは
私は聞いたことがないですが、
プロテスタントの学校では
高3ですら日曜礼拝に参加することが
求められたり。
毎週日曜日の午前中に礼拝って
すごくないですか?
学生が礼拝に参加しなかったら保護者が呼び出された、
という話も···








個人的には1つの軸として
宗教のある学校は良いと思います。
先行きが曖昧で不安定な時代は
新興宗教が活発になり、
もちろん信じて救われれば良いのですが
犯罪に巻き込まれる危険性もある。
そういう時代だからこそ、
宗教のある学校で1つの軸ができるのは
良いことだと思っています。



聖歌や賛美歌は、歌詞にも色々考えさせられる。
例えば子ども讃美歌10の以下の歌詞。


    

ことりたちは 小さくても

おまもりなさる 神さま


わたしたちは 小さくても

おめぐみなさる 神さま


わるいことは 小さくても

おきらいなさる 神さま


うたのこえは 小さくても

よろこびなさる 神さま




日本にも古くから
「お天道さまが見ているよ」
という表現がありますが、
私はこの考え方は とても大切だと思っていて。

人が見ている前で
良いことをしたり 悪いことをしないのは
ある意味、当たり前のことです。

そして誰も見ていないなら
何をしてもいいかといえば
もちろん そんなことはない。

でも誰も見ていないとつい 魔が差すことも
あるでしょう。
そういう時に 自己を超越した存在を
意識できるかは 大切だと思っています。


なので、こういう讃美歌を
日常的に歌うことは1つの軸を養うことで、
私はとても 良いと思う。



ただまぁ、毎週の礼拝は大変だなと思うので、
その意味ではプロテスタント校より
カトリック校の方が良いかもしれませんね。