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大学受験の予備校で、現代文の指導をしているaikoです。
2016年1月に息子を出産したのを機に、今までの経験をふまえ、学力への想いや 自分なりに取り組んでいる知育を記録しています♡
 
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一念発起して早稲田に合格したR君の話の続きなのですが、
このR君のご家庭は 私の意に反して(笑) 早期教育をほとんど行っていませんでした。
 
勉強は基本的に、学校のみ。
浪人して初めて 真剣に勉強に向き合ったそうで。

家が首都圏から離れた場所にあり
周囲に塾が無かったことが浪人の要因の一つでした。
学校の授業だけでは どうしても難関大学合格は、難しいです。
(もちろん、学校によりますが)
 
それでも
早稲田大学に進学し
外資系金融企業に就職する実力を 養った子です。
 
 
私が勤めているのは首都圏にある予備校でして、
そうすると基本的には 教育熱心な親御さんに育てられた子どもが 在籍しています。
幼稚園の前から塾に通い、
Nバックをしょって 毎日夜まで勉強し、
中学に入ったらまた 塾に通う。
 そして自然と、東大や早慶大を目指す。

そういう子が多い中で、たまに R君みたいな子がいます。
 
 
ほとんどの場合、この差は なかなかに埋めがたいものがあります。
でも、R君の様に 飛躍的に学力が伸びる子も、いる。
 
 
そうした子たちに共通するのが、
今まで夢中で体を動かしてきた経験がある
ということです。



 
 
R君も 家は自然に溢れた場所にあります。
交通の便は多少不便でも 子どもが全身を使って遊ぶには最高の場所です。
 
毎日野山を駆け巡る・・・というのは大げさですが、
都会っ子が塾にいた時間、彼はずっと 体を動かしていた。
 
こういう子たちは、実際、最後に成績がぐっと伸びるんですよね。



 
 
好きとか得意とかは無関係に、
運動を継続的に行ってきた子たちは 最終的に学力が身に付きます。
帰宅部の子どもの方が勉強時間は長く取れるはずなのに、
運動系の部活をしていた子どもの方が 成績は良い。
 
それは「計画的に練習をこなす訓練が出来ている」という様な理由もあるかと思いますが、
やはり「体を動かすこと」が重要なのかもしれない、と 最近思っています。



体の健康は、心の健康にも繋がります。
成長期は 体を作る大切な時期。

R君の話を聞き、
私も子どもには たくさん外遊びさせようと思っていますし、
「うちの子、外で遊んでばかりで・・・」という嘆きは
長期的に考えるととても良いものだと思いました。