ちょっとグッときた　よくやったなあって・・・

岐阜　愛知　

赤ちゃんから大人までそれぞれの

コミュニケーションを使って

仕事もプライベートも

究極の幸せを手渡す人　

～夜明けをひらく女神～

松井　愛です。

究極って　２面以上の局面を持っていて　どっちかが立つと　どっちかが立たない

人って１面で物事をとらえがち。

どんな状況でも　私幸せだなを簡単にてにいれることが出来たら？

あなたは今よりもっと　生きやすくなるし　楽しくなるし

色んな人との関係もよくなっちゃう。

そんな幸せをお渡しするセッションをします。

　こんな時　あなたはどう考える？

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人前で話すのが好きじゃない

しゃべらせておけばいいという私から生まれたとは思えない

静かに　裏方をするのが好きな息子がいます

いや　これは　反面教師なのか？

ある日家に１本の電話が

学校からで　私が不在

家族が出るのですが　

「息子さんはいますか？実は・・・」

どうやら国語の時間に書いた

少年の主張という作文が　学校代表２名のうちの1人として

選ばれたらしく

市の大会で話して欲しいという内容

先ほども述べたように

人前で話すのが得意ではない

なんなら　ほかっておいて欲しい

承諾するのかな？

それは本人が決めることなので

本人に任せますというこちら側の意見を話し　

その日は終了

何も言うなよ・・・出ようって思ってる

翌日　せっかくの機会だしね　誰も聞いてないって思って気軽に出たら？と話したら

「今の一言で断りたくなった。出ようと思ったのに」という意外な言葉に

耳を疑ってしまった

過去に　ドローンのお仕事でテレビに出演依頼があった時も

俺そういうんじゃないし・・・ってお断りするくらいなのに

ということで　学校代表の２名のうちの1人として　

ここから練習の日々が始まるのでした

定期テスト２週間前　１週間前

そんな時間に　作文の添削と書き直しが何度もあり

テスト勉強したいのに！というジレンマが重なって

家の中は　随分とピリピリな空気

あはは　やっぱりそうなるよなと想定内でしたが

彼の心は結構な葛藤だったろうな

俺の役割ってさ

彼がいつも私に話す言葉があるんですよね

「俺はステージに立つ側ではなく

　立ってる人に照明を当てる　そんな役割だから」

でもね　私　知ってるんです
彼の誰もが想像しない　想定外をいく表現力の凄さ。
だから　文章にすると　面白い

ただ　人前でそれを話すことを極度に嫌うのも知っているので
無理強いはしなくていいかなって　思っていたんです

それが　

伝えるという　挑戦につながってビックリでした

そして当日のいろいろ

さて・・・そんな彼の主張のタイトルは
【考えすぎな自分と向き合う】

簡単に内容を話すと　自分は　人と話すのが怖い　それは自意識過剰からくるもので
自信がない　でもそんな自分を変えようとはおもわず　そのままの自分を受け入れるし
世の中の自信のある人たちには理解してもらえないけど　共生していく
というような内容でした

日常のとあるシーンを引き出し　話した彼の主張は
淡々と彼らしい発表でした

実はこの会って
あることが要求されるんです
それは
【発表時のパフォーマンス】
いかに大きく伝えられるか？
ジェスチャーや伝え方も採点されるんですよね

その中で　人に話しかけれないっていう彼が発表していることで
本当に高いハードルを越えようとチャレンジしている姿に
彼を知るお世話になった先生が応援に来てくださったのですが
涙してくださり　涙が止まらないって
彼に何と声をかけたらいいかわからないくらいに心が揺さぶられた
っておっしゃってくださり　そして　母もそんな感想に泣くという

人ってよく
「自信持って行きなさい」とか
「頑張れ」とかいうでしょ
彼にはそれが通用しないんです

だから　朝から　
「もう帰りたい」
「みんなが　頑張れって言うんだ。　

もうやらなくていいよって誰も言わない
やったら自信に変わるから」
そんなのわかっているし　そんなことができたらいいんだろうけど　
俺はそうじゃないんだ
ってずっと言ってました。

息子のポジションも世の中には必要

そうよね　世の中　
「自信持っていくっていいこと。自信ないのは　ダメなこと」
って思われがちよね
というのがよくわかるだけに
彼らしいな　とそのままの彼を受け止めています

同じ学校で代表に選ばれた子は
パフォーマンス　声に出す表現力が素晴らしく
県大会へ進まれます
それはもちろん表現だけが良いのではなく
ひたむきな努力と行動力が伴っているからこそ
たくさんの人の心を掴める　主張だったから
心から　応援したくなる　そんな主張でした

人には　それぞれ得意な役割があって
息子のポジションも世の中には必要

そんな息子を持てたことに
母として感謝の時間でした

これはね　きっとコミュニケーションをお伝えする側として
大事なヒントにつながりそうです