ちょっとだけ書かせていただきます | 晴れ過ぎた空の下で

晴れ過ぎた空の下で

26年の活動に終止符は打たれたけれど、想いは永遠。振り向けばいつも6人の笑顔があって、そのおかげで私たちは前を向いて歩いていける。そしてまた、新しい扉を開き続ける背中を追い続けています。

9月7日に行われたジャニーズ事務所の記者会見。

動画サイトなどでフルサイズで公開されていますが

私には全部を見る勇気ははっきり言ってありません。

なので、ニュースやネットで知り得たことを元に

普通のファン、一個人としての感想を書かせていただきます。

 

いろいろ思うことはあったんですが

 

完全にジャニーさんを「犯罪者」として

あれだけ強く断罪したのはちょっと予想外でした。

もちろん、そうなるべきしてなったわけですが

今まで「ジャニーさん ジャニーさん」と言っていたのに

かなり強い口調でバッサリと切り捨てるんだ、と。

 

堂本光一さんのブログを読みました。

私は彼の言葉はストンと落ちました。

性加害が「悪」だということは大前提とした上で

ただ、長い間、同じ時間を過ごし

エンタメの世界で切磋琢磨してきた存在でもあり

いけないことだとわかっているけどどこか複雑な思いもある、

正直な気持ちだと思います。

公の場での生放送での記者会見と

会員制のブログを同列に語ることは違うかもしれませんが。

 

事務所を辞めるという選択はあるが

辞めたからといって無関係であると果たして言えるのかどうか。

皆が感じていたことをはっきり言ってくれたことは

とても勇気のあることだと思います。

 

 

会見を受けてテレビ局各社がコメントを出しました。

また、各メディアが横並びに今回の件で事務所を叩いています。

それはそうだと思います。

が、どうも「上から目線」のようで違和感を覚えます。

「私たちはこれからの動向を注視(監視?)していく」的な。

 

事務所側の統一見解は

「噂レベルでは聞いたことがあった」ですが

その程度の認識なら日本中のほとんどの人がそうであったはず。

一般人でさえそうなのに

中にいるあなた達が知らなかったはずなんてないでしょ、

って言いたいんでしょうけど

では、マスコミの皆さんはどうなんでしょうか、と。

あなた達も「噂」があったにもかかわらず

あえてスルーしてきたってことですよね。

見て見ぬふりしてきたのは同罪なのに

何でこんなに偉そうなんだろう。

 

今まで「ジャニーズに詳しい」「ジャニーズのご意見番」

なんて肩書でやってた芸能リポーターさんたちは

これからどういう態度で発言をしていくつもりなんでしょう。

「私たちも知りませんでした」って言うんでしょうか。

 

 

今後の補償を含めた対応はしっかりと取り組んでいただきたいと思います。

ただ「法をこえた」対応、っていうのがちょっと気になります。

この件は法の場には持ち込まない、ということでしょうか。

時効も「なし」にして補償する(=お金を払う)

名乗り出た人全員を受け入れる、ってことになると

これは果てしなく、終わりのないものになるのではないかと危惧します。

 

あと、ジャニーズ事務所には

「タレントを矢面に立たせること」は

今後は辞めていただきたいです。

今まで東山さんがどれくらい経営に携わってきていたのかは知らないんですが

私だったら

こんな形で応援しているタレントさんが引退(せざるを得ない)ってことになったら

絶対に嫌です。

 

ジュリーさんが残ってこの問題に専門的に取り組むということは理解しますが

東山さんが表舞台を退き社長に就任するよりは

外部の専門的で優秀な人材を社長に迎えて

しっかりと立て直した方がよかったのではないかと考えます。

 

 

今後、所属事務所の名前で活動に支障が出てくることも

あると思います。

タレントさん本人には問題なくても

事務所の名前で仕事が減るかもしれません。

現にCMの契約・更新をしない企業が出てきています。

賞にノミネートされたり、作品の主役になれば

「まだ忖度しているのか」と言われるかもしれません。

 

退所者ももっと出てくるかもしれません。

離れる決意をした人を止めることはできません。

 

 

私はファンになった人がたまたまジャニーズの人だっただけ

彼のパフォーマンスに魅了されてファンになったので

坂本くん、トニセン、V6への思いは今後も変わりません。

ずっと応援していきたいと思っています。