東京FMを30年間、ほぼ毎日10時間くらい聞いているヘビーリスナーです。
ハプニングや様々な放送事故や番組改編アレコレなど30年聴いているとありました。また半蔵門にお邪魔し番組にゲスト出演してお話させて貰った事もあります。
きっと東京FMの社長や重役よりラジオを聴いているので、誰よりも客観的にラジオの現状を理解している立ち位置と自負しています。
現在の東京FMの状態は悪く、下落真っ逆さま中です。
それは大口のスポンサー離れが半端ないからですね。
ドル箱の日曜午前中、お昼のドコモやau等の大口スポンサーが次々降りて全農が最後の砦になってきている惨状。
2番手のドル箱時間帯でもある日曜の18時も森永乳業は1時間番組を降りて平日の30分番組に格下げしてしまってます。
スポンサーに売れるはずの日曜の18時19時もレギュラーが消滅し、単発のノースポンサードで自前の番組や再放送、それらの起死回生の為にウルトラCでスポンサーが集まる有名作家さんを出演させたり(これも再放送使いまわす)・・・土、日曜全体の番組も歯抜けが止まらず、新聞の勧誘の様に(サービス期間、お試し)でスポンサーをお願いしてはやめられるという・・・散々な有様ですよ。
「ラジオの魅力がない」
スポンサー離れはこれにつきました。
魅力とは「リターンがない」「オワコン業界」「将来性が見えない」という事でラジオ業界の怠慢による自然淘汰を延命処置している状態では「魅力あるラジオつくり」なんて考えられない状態で没落待ったなし中です。
その中でネットライフ生命はラジオに投資(スポンサード)は成功したただ一つのスポンサーでしょうね。
スカロケと言うマンボーやしろさんがMCを取る番組で、彼が昔やっていた若者応援番組を聞いていた世代が今、大人や社会人になってスカロケを盛り上げている勢いのある番組で、ネットライフ生命はスポンサーとして入り保険を社会人に教えるというコーナーで社員が相談にこたえるという体が成功し、リスナーから支持を貰い、会社としても大きくなる礎ともなりましたね。結局、ラジオを卒業してテレビのスポンサーとしてステップアップされました。珍しい成功例ですが・・・卒業は痛かったですね。
ラジオに居続ける魅力がなかったのでしょう。
ネット配信に押され、テレビ業界もやばい現状ですからラジオ業界は目も当てられないでしょう。
以前に東京FMでホリエモン氏が出演し「ラジオ業界を救うには・・・」の問いに対して「解体して売りさばいて配信だけ残せば」とその道のプロに将来性なしとバッサリ切られていました。
その時点で私も同意です。手の打ちようが微塵も思い浮かびませんでした。
ラジオ業界の体質と内情を知っているだけに「改革」や「生き残り」なんて彼等には無理ですから。昔にウハウハした繁栄の時代の体質と何ら変わっていないので「自分たちを変えずに手先を変える」いつもの手段しかとらない「モラルがない」上層部やリーダーが現場にいるからです。
今やっている「手先を変える」ことは「Audeeオーディー」や他のネット配信で、まさにホリエモン氏が指摘した通り。将来はラジオ解体売却もあながち間違いではないかもです(笑)
本業のラジオを魅力的にするのではなくネット配信に力を入れられています。小口のスポンサーをたくさん集めやすいからですね。
本業を疎かにしている業界はどうなるか・・・過去を振り返ると瞭然でしょう。
私は「ラジオ」が好きです。
30年も東京FMを聴いて半蔵門にお邪魔してゲスト出演もした思い出として愛着もありますが、やはりラジオの大きな強みの「情報」は、テレビに比べて、大きな魅力と言うかアドバンテージがあると思っています。
震災時に改めて思いました。
車移動は絶対にラジオです。外部との情報が遮断される車では欠かすことはありません。
テレビに比べて耳だけで「情報」が入るので大きな魅力。
でも
大きなお金を投資してスポンサードするに値する「魅力」が小さすぎて・・・には現状ありません。
スポンサーを付けるための「パーソナリティー」頼みにシフトしていて中身もお任せと言う番組が増えてきました。
ラジオは公共放送で資格がいります。しかしパーソナリティーに「話し方の教育」や「公共放送でのモラル」等の資格たる事柄を教えないので、ある意味無法地帯すぎて責任の全てをパーソナリティーに押し付けています。
ラジオで話すのはキャリアと技術がいります。
何も訓練されてない方でも「リップ音」や「ブレス音・息継ぎ音」は意識できても、話に没頭すると無意識に言ってはいけないワードや批判ととられない内容、モラル無視、フェイクニュースの話等になったりします。しかも現場の東京FM社員さんもノーチェックで流してしまう空気感。
土日の大物有名人のパーソナリティー番組は全く問題ないのですが(向こうが完璧に対策しているので丸投げでOK)平日のレギュラー番組がそのような現状で・・・それらをスポンサー側が聴いて投資したいかと言うと・・・無理ですね。
一番の問題は不確かな憶測(フェイクニュース)や個人的主観による事件や出来事などの印象操作をやらかす事です。もちろん、ご本人は友達としゃべる世間話程度の認識で悪意なし。
公共放送はこれはやばいですね。テレビ離れもこの要因が大きいですから。
技術や訓練を受けさせて貰えないパーソナリティーが悪意なく変な事や適当な事を言われれば、スポンサー本社の偉いさんに怒られるのがそこの担当広報の方ですから、安定感なさ過ぎて投資の議題にもあがりません。
30年間聴いていて、平日レギュラー番組はヤバいパーソナリティーが多くなってきました。
コンサルタントとしても、どのように立て直しをするか?
スポンサーが投資してくれる「魅力あるラジオつくり」は現状の体質から見ても難しく・・・
散々模索してきましたがやはり無理です。
ホリエモン氏のプランの通りやりようがありませんでした。
が
先日に「手塚治虫先生も嫉妬する鬼滅の刃の魅力」を書いてみて・・・大きな閃きがありました!
5年10年後の計画にはなりますが、ラジオは輝きを取り戻せます。
■「鬼滅の刃」はなぜ全国の沢山の老若男女を虜にしたのか・・・
■大口スポンサーの投資対象にリターン度外視の「芸術文化」枠がある・・・
これが大枠のポイントになります。
このポイントを実体化、現実化する「手段」に落とし込むだけなので、コンサルタントとして簡単に復活作戦は構築できました。
つづく