『被災地の子どもたちにクリスマスカードを届けよう!』プロジェクト
のご縁から、
石巻で開催されたクリスマスカード展示会のお手伝いに伺って、
2018年12月、同時開催された 綾さんのピアノリサイタルの司会を
させていただいたことから、出会いを頂きました
ウィーン在住のピアニスト 綾・クレバーンさん
美しい美しい綾さん
控えめで物静かな綾さん
でも、被災地への想いの深さ、あたたかさや活動、行動力、世界平和への祈り
内に秘めた 愛のエネルギーが凄い
今回のコンサートも、コロナ禍の中、3年ぶりに綾さん来日、帰国。
ずっと続けていらした『ウィーンの散歩道コンサート』を
ウクライナへの支援コンサートとして開催。
当初、他の音楽家と一緒になさる予定だったそうですが
ロシアのウクライナ侵攻の2ヶ月後、支援をすると決めて
ウクライナ リビウ出身のクラリネット奏者 タラス・デムチシンさんに
変更してコンサート開催の準備に。
今回のピアノソロ曲
ウクライナの作曲家 M.リセンコ の 即興曲Op.38
とても美しくて素敵な曲でした。
綾さんも、今回のコンサートの準備までM.リセンコの名前、曲、
お聴きになったことはなかったそうですが、
プログラムを、ウクライナ縁の曲にして、音楽で、ウクライナを支援、
日本の人々にも、音楽でウクライナを感じていただきたい、
知って頂きたいと、
ウクライナの作曲家の曲から選んで練習なさったそうです
綾さんのピアノは、
やさしくて繊細で、奥深く豊か
超絶技巧も、力強く迫力あるところも、お顔も穏やかで変わらない。
この小柄で細い身体のどこにそれほどの力が、と思うけれど、
湧きあがる、 とにかく心地よく自然
感動、感動、感謝
以前、日本に10年いらしたというダラス・デムチシンは、
軽やか。全身全霊をこめた演奏。
目の前で演奏してくださった クラリネット。
こちらも、本当に素晴らしい、感動
綾さんにすすめられて、流暢な日本語で 曲の紹介や今の想い、
ウクライナの現状など、曲と曲の間に語ってくださいました
リビウに爆撃、毎日続く、そんな日々の中でも、
自分たち音楽家は、音楽の力で、と、
個人の練習を続けるだけでなく、オーケストラを編成し、活動なさっていると
綾さんが、涙ぐみながら話してくださいました。
私なら、 爆撃の中 練習を続けられるか自信がない。尊敬すると。
来日も、 飛行機が飛ばない、 書類の提出が変わるなど 大変な苦労をして
大きなトランクを担いで、 荒れた土地を何時間も歩いて
それでも 諦めないで、やっと、到着してくださったのだと。。
綾さんとダラスさんのコンサート
身を置くことができましたこと、心から感謝いたします
世界の平和を こころから こころから 祈ります