11月22日 清藤直樹先生の神戸ほつま勉強会。

始まりの挨拶に続いて すぐに清藤先生のこの言葉✨✨

「先月は、ほつまつたゑ 御機の十七 17アヤだったな。

僕は、 17アヤを読む度に 『教育勅語』を想う。

『教育勅語』は、 まさに ほつまの トの教えやと想う。

ほつまの トの教え があったから、『教育勅語』はできたし、我々日本人には、わかるんやと想う。

ずっとその生き方をしてくることが出来たんやと思ってる。

しかし、その大切な『教育勅語』を、 大東亜戦争に負けた時から消された。 悪いもんやと教え込まれた。

調べてみると

平凡社世界大百科事典 にも、 

 

  ~ その内容は、前近代的な絶対主義的支配を基礎づけるにふさわしく、

慈恵的な家族国家観を根底とする忠君愛国主義と家長専制・男尊女卑を

実際の内容とする封建的倫理観であり、両者は天皇を中心とする国家主義に

統一され、近代民主主義に普遍的な自然法思想、基本的人権思想は

まったく否定され、万世一系の天皇に対する忠誠服従こそが〈国体ノ精華〉であり

〈皇運ヲ扶翼〉するのが日本〈臣民〉の存在理由であるとされた。

〈教育ノ淵源〉は実にこのような精神に求められたのである。

                                  (教育勅語 抜粋)

と、書かれてある。

ほんまに 『教育勅語』は、そんなことが書かれてあるのか

 

皆に確認してもらいたいと思って、 僕の訳をみんなに配りました。

 

今から、読んでもらうから、よく聞いてな。 ・・・」と。

 そして、有難いことに そのお役を、私、務めさせていただきました。

音読させていただきながら、 どんどんとお腹の底から

ありがたさと 喜びと 感謝の想いが湧き上がってきて・・。

清藤先生の 訳がまた 素晴らしくて美しくて・・。

 

ほつまつたゑ17アヤ 

教育勅語 トの教えを お伝えしなければと 益々存じました。

12月5日(土)19:00~21:00

あい☆えがお 山本彗莉(えり)のオンラインセミナー

ほつまの時間 は、 17アヤ 

神鏡(かんかがみ)八咫(やた)の名の文(あや)

 を お話させて頂こうと存じます。

 

昨日もいただきました

清藤直樹先生の訳 の 『教育勅語』掲載させていただきます。

 

敎育ニ關スル勅語

朕惟フニ               (私が深く考えるところ

我カ皇祖皇宗 國ヲ肇ムル    私達のご先祖様は 太古の昔より

コト宏遠ニ              日本の國をお開きになり

徳ヲ樹ツルコト深厚ナリ      人の行うべき道を 國民と共に歩む、

                     そのことに深いお志をお持ちでありました                    

我カ臣民 克ク忠ニ克ク孝ニ   (我が國民は 忠実(まめ)によく働き 親によく仕え                    

億兆心ヲ一ニシテ          みんなが心をひとつにして

世々厥ノ美ヲ濟セルハ       いつの時代にあっても その美しい行いを続けることが

                      出来たということは

此レ我カ國體ノ精華ニシテ     これ我が國柄の清らかな花ともいうべきで                      

敎育ノ淵源亦實ニ此ニ存ス     教え育てることの大切さ、その源が

                      まさにここに示されていると思います                               

爾臣民                 あなた方みなさんは

父母ニ孝ニ 兄弟ニ友ニ      両親を大切にしてよく仕え 兄弟姉妹は仲よく                      

夫婦相和シ 朋友相信シ      夫婦は仲睦まじく 友達はお互いに信じ合い                     

恭儉己レヲ持シ            相手を敬い 自分は慎ましくして

博愛衆ニ及ホシ            広く思いやる心を大切にいたしなさい                   

學ヲ修メ 業ヲ習ヒ          学校でよく勉強し 卒業すれば仕筝を習い                     

以テ智能ヲ啓發シ          そうすることによって自分の能力を高め                      

徳器ヲ成就シ             広く大きな心をもって人の道に外れることなく                      

進テ公益ヲ廣メ 世務ヲ開キ    進んで世のため人のために尽くし

                      自分の務めを果たしなさい

常ニ國憲ヲ重ジ 國法ニ遵ヒ    常に國の憲法を重んじ 國の法律に従い                       

一旦緩急アレハ義勇公ニ奉シ   ひとたび國が一大事を迎えたときは

                      正義の心をふるいおこして

                      皆のために力を尽くしなさい

以テ天壌無窮ノ皇運ヲ扶翼     以上のような行いを通して天壌(あめつち)とともに

スヘシ                  窮まり無いとする天皇をいただくこの國の

                       先行き、行く末を扶け支え

                      しっかりと守ってゆきなさい                      

是ノ如キハ                このように振る舞うということは

獨リ朕カ忠良ノ臣民タル        ただ単に私にとっての良い國民と

ノミナラス                 いうだけでなく 

又以テ爾祖先ノ遺風ヲ顯彰      あなた方それぞれのご先祖様が遺し伝えた

スルニ足ラン               その美しい習わしと称えている事になります

斯ノ道ハ                  この教えの道は

實ニ我カ皇祖皇宗ノ遺訓ニシテ    実に私達のご先祖様が遺された教えでありますから                      

子孫臣民ノ倶ニ遵守スヘキ所     共によく守らねばなりませんが

之ヲ古今ニ通シテ謬ラス        この教えは いつの時代にあっても通じるものであり                       

之ヲ中外ニ施シテ悖ラス        また どこの國の人々に対しても

                        人の道から外れることは決してありません                      

朕 爾臣民ト倶ニ             私は この教えをあなた方國民と

                        共に

拳々服膺シテ               かたくかたく胸に留めて守り

咸其徳ヲ一ニセンコトヲ         そこに咲く この國の清らかな

                        花々を皆と共に 喜び称え合うことを                      

庶幾フ                    強く願って止みません

 

 明治二十三年十月三十日    明治23年10月30日

御名御璽          天皇御署名と御印

    

 さだめたる 國のおきては いにしえの

      聖(ひじり)のきみの  み聲なりけり   (明治43年  明治天皇御製 )