平成18年5月から、ご縁をいただいて

老人福祉センター 姫路市立 楽寿園にて毎月2~3回

お話をさせていただいております。

私のテーマは、毎回 『笑顔とコミュニケーション』

同じテーマですが、 もちろん 2回3回と聴き手が重なっているときは

もちろんのこと、 その日、その場にいらっしゃる皆様にあわせて

お話させていただきます。

対象は、姫路市内の各校区ごとの60歳以上の皆様。

通わせていただくようになって、 対応はお一人お一人それぞれですが、

地域によっても、こんなに雰囲気や反応が違うのね~ と 知りました。

本日の皆様は、 妻鹿の皆様。 今日で 3回目でした。

明るくて、お元気で、反応が良くて、皆様 とっても仲がいい校区の皆様

他にもいらっしゃいますが、

妻鹿 の 皆様は、 私が担当させていただいている校区の中でもベスト3。

本日のご参加。約50人。 無表情や仏頂面の方がほとんどいらっしゃらない。

少し 無表情・仏頂面でお座りになっていても、話し始めたりワークに入ると

皆様、表情が動いてくる。 声が出てくる。 体が動いてくる。

 

「大丈夫であれば、 背もたれから背中をはずして腰骨を立ててお座りください。

 足の裏をしっかり床につけて、足の裏とお尻に体重を半々に乗せるつもりで。」

 と、お伝えすると、さっと体を整えてくださる。

 

「あい☆えがおの心を届ける このワークは、 間違えないことが大切なのではありません。

 明るく元氣に面白がって参加していただくことが大切なのです。

 ですから、 お顔もご準備くださいね。 はい! にこっ!

 にこっと笑顔になっているか、お隣同士 お顔を見合わせてご確認くださいねー。 」

 と、申し上げると、皆様、 にこっ と笑って お顔を見合わせて 吹き出して

 笑いあってくださる。 

その後の反応もとっても元氣で明るくて、楽しくて、

大きなお声もたくさんでてきます。

そして、沈黙の時間も大切にしてくださるので、進めるのにも有難い。

本当に 素敵なのです。

 

他の校区の、 お元氣で明るくて仲がいい地区の方々との共通項を考え

そのお元氣・明るさ・コミュニケーション力の元は 『お祭り』力!かな と存じました。

妻鹿 も、本当にお祭りが盛んです。

地域の 『お祭り』 が盛んな地域は、 お祭りで一年の暦が動いているようです。

お祭り当日は言うまでもなく、 準備がとても大切。

なん百年も続くお祭りの準備や伝統・儀式・作法を伝承していくには

やはり、年長者からの教え・口伝が大切です。

みんなの力を合わせることが大切です。

お祭りの表舞台で立ち働く男性方も、その男性陣を裏で、家で支える女性方。

どちらも、年長者から、幼い子どもさんたちまで 4世代にわたり関わって。

生活の中の大切なこと、村の中の決まり事、生きるために必要な会話力、

体を動かすこと、人の話を素直に聴くこと、 工夫すること、 教えを乞うこと、

頭を下げること、、、。

何か月も掛けて準備して、

お祭り当日に 貯めこんだエネルギーを爆発させる! 陽気に!

 

地域のお祭り・活動に、皆様が協力的で積極的に関わっていくこと

良いものを創り上げるために 声も力も出し合う。

みんなで、明るく元氣に仲良く楽しく暮らす 基だと思います。

 

追伸。 楽寿園。姫路市内にお住いの60歳以上の方ならばどなたでも

施設を利用することが出来ます。

同伴者は、12歳以上の方。

9:00 ~ 17:00 開園時間  で、広くて清潔なお風呂も、

マッサージ機、ウオーキングマシン、ビリヤードなど使える健康増進室、

囲碁や将棋も楽しめる教養娯楽室、図書室、 食堂などもあります。

お風呂は、10:00 ~ 15:30。

食堂は、 喫茶 9:00 ~ 13:30 食事 11:00 ~ 13:30

  60歳以上利用可 なので、 私もお風呂に入って帰ることができます。