社会福祉法人の 高齢者施設の園長をなさっている
Nさまに教えていただきました
100歳を越えて元氣に生きる人の5つの共通点
5ヵ条として、先のブログにも書かせていただきました。
もう一度、もう少し詳しく。
5つの共通する生き方。 5ヵ条は、
1.明るく笑顔が多い人。
2.日々に感謝ができる人。
3.おしゃれを楽しむ人。
4.読書が好きな人。
5.祈りのある人。静寂の時間を持っている人。
1.笑顔。 これは申し上げるまでもなく、こころと体を元氣にする元です。
人間の体は、約38兆の細胞が一つになって働くように遺伝子のレベルで
プログラムされています。
口角を上げるだけで、口角のまわりの筋肉の伝達神経細胞が脳に
信号を送って、 『口角が上がっている』 と届けます。
受けた脳は、
( ならば私は、今、嬉しいのね。楽しいのね。 幸せなのね。自信があるのね。)
などと、 肯定的に理解するとのこと。
すると、その感情に必要なホルモンたちを出してくれる。
例えば、 ハッピーホルモンβーエンドルフィン。 ドーパミン。オキシトシン。
細胞を、若返らせて活性化してくれる。愛に満たされる。穏やかになる。
楽しいから笑うのでなく、笑っていると 楽しくなるのです。
いつもにこにこ笑顔をこころがけていると、小さなことでイライラしない。
ナチュラルキラー細胞が働いて、ガン細胞さえ食べてくれる。
こころが落ち着き、体も健康。 自分を好きになる。
私が実践してきましたので、自信をもってお伝え出来ます。
2.日々、感謝の人。
食事を出してもらって にっこり笑顔で「ありがとう。」
着替えをしてもらって にっこり笑顔で「ありがとう。」
挨拶してもらっても 目の前に誰かがお立ちになっただけでも
にっこり笑顔で「ありがとう。」
Nさんの施設に長年いらっしゃって、スタッフの皆様が
「彼女の前に行くと背筋が伸びる。」「お世話をさせていただけることが嬉しい。」
と、喜ばれているとお聴きした100歳越え女性は、
何があっても、何をしてもらっても、本当に感謝の言葉が多いそうです。
お世話をする。が、 させていただける。という喜びになるほど。
感謝の言葉が自然に惜しみなくでてくる。 本当に美しい。
相手も自分も周りも幸せにします。
3.おしゃれ を楽しめる人。
私の両親は、とてもおしゃれな人でした。
でも、約20年に及んだ祖父母の介護生活の中で、
体だけでなく心も傷つけられることも多く、体も心もボロボロ。
父も病に倒れる、、という日々が続いた中で、両親ともに、
笑わない・口から出る言葉は暗いものばかり・そして、
身を構わない両親になってしまっていました。
祖父母が亡くなり、 これからは両親が元氣と明るさを取り戻してくれる、と
思っていましたが、 余りにも傷が深くてなかなか元氣を回復できませんでした。
そんな日々の中、 私がアシスタントをさせていただいた講座に母を誘いました。
KCC神戸新聞文化センター姫路で開催された 森恭子先生の講座。
月ごとのテーマで、月に2回マナーを楽しく学ぶ実践講座 『おしゃれカレッジ』
平成12年に1年間 開講されました。
はじめは私のために心を奮い立たせて教室に足を運んでくれた母。
でも、通ってくれているうちに、講座に通ってくださっていた方々の
華やかで明るい笑顔や会話、おしゃれな装いの中に身を置くことが
母の心を明るく変えてくれました。
悲しかったこと・辛かったこと・不安ばかりを口にしていた母が、
「 次の講座の日にこの服で行こうと思うんだけど どう思う?」
「○○さんのスーツ、とっても素敵だった。お母ちゃんもあんなの着たいなー。」
「来週、おしゃれカレッジの日だから 美容院に行ってきたの。」
母が、身を構うようになると、口から出てくる言葉が変わりました。
笑顔が戻りました。
おしゃれを楽しむようになると、
療養生活を過ごしていた父も身をかまい元氣になっていきました。
おしゃれは、本人だけでなく周りの人々に元氣を与える大きな力があると
確信しました。 すごく有難い出会いでした。
4.読書が好きな人。
元氣で長生き の秘訣の第一は、体を動かすこと・スポーツが大切だと
思っていた方は多いのでは?
私も、そのひとりです。
でも、Nさんからの5ヵ条でも、運動ではなく、読書でした。
知的好奇心や知識欲、前向きな気持ちが、
ガン細胞も殺すナチュラルキラー細胞を活性化させる。
社会への興味や関心が深いことで、脳が活性化する。
興味や関心から、 図書館や書店、いろんな場所に足を運び身体活動量も多い。
などなど。理由は考えられるそうです。
知的好奇心を持ち続けていくこと、じっくり書物を読む時間を持つこと、
大事にしたいです。
5.そして、祈り です。
初めにお聴きした時には、 少しの驚き。。
でも、すぐに、 成る程、やはり、そうでしたかと 思えました。
平成25年、白鳥哲監督のドキュメンタリー映画
『祈り~サムシンググレートとの対話~』の上映会を姫路で
主催させていただきました。
そして、その映画の中からも、『祈り』の持つ大きな力・奇跡を
観せていただきました。
作家の神渡良平先生からも、祈ること・瞑想の時間を持つことの
大切さ、素晴らしさを何度も重ねて教えていただきました。
万有引力のニュートンも、 偉大な数学者、物理学者ですが、
教授をしていたケンブリッジ大学のチャペルで、毎日10時間、
祈っていたと 知りました。
静寂の時間を持つこと。 宇宙のもと、サムシンググレートとの対話。
『祈り』 素粒子の発見により その波動が可視化でき
証明できるようになりました。
日本人は、古来より、森羅万象すべてのものに手を合わせ
祈ることが生活の一部であった民族です。
祈りの波動に包まれて、心穏やかに和やかに謙虚に暮らすと
健康につながる・・・ 天とつながる・・・ 宇宙とひとつになる・・
以上の5つの行動。 すべて大切に実践して、イキイキ元氣に
美しく年を重ねていきたいと存じます。