食事のマナー。
一緒に食事をとる方に 恥をかかせたり嫌な思いをさせないように
より美しく頂くように心掛けたいものですね。
割り箸の割り方から
体に対して割り箸を縦に持って箸先を前に向けて割ると指し箸。
箸先で人のいる方向を指すと、相手に突き刺されるかもという恐怖を
与えるかもしれないので嫌い箸とされています。
縦に持って、箸先を自分に向けて割っても同様。
口にくわえて割ると、ねぶり箸・箸先を横に舐める嫌い箸に相当します。
胸元に水平に持ち、上下に割るのが良いでしょう。
扇をゆっくり開いていくイメージで上側をあげると
隣の方に手が当たったりする粗相も少なく丁寧です。
割った後、箸をこすり合わせるのは毛羽立ちをとるためでしょうが品がありません。
毛羽立ちがある時は、手元でそっととるか、ひどい時には代えていただきましょう。
食事中に箸をおく時には、箸置きに置きます。
ない時には、お盆や小皿のふちに箸先を少しだけ乗せるか、
箸袋を折って箸置き代わりにしてもよいですね。
食事を終えた時、器の上に渡して箸を置くのもタブーです。
嫌い箸のひとつ、渡し箸になります。
元の様に、箸袋に戻して置きます。
箸置き代わりに袋を折っていたら 箸先を少し挿し込んでおくだけで
結構です。
食べ終わったあとの景色も美しくなるように心掛けましょう。
食事のマナーの基本です。
口に食べ物を入れたら口を閉じて噛みます。
口を開けて、ぺちゃぺちゃと音をたてながら食べないように
気を付けましょう。
口の中が見えるのも美しくない光景ですし
一瞬で、その場の空気を悪くしますよ。