皇太子殿下に初めてお会いできました時、皇居で大切なご神事に出席された後でした。
モーニングコートをお召しになった皇太子殿下が、颯爽とお部屋に入ってきてくださった時
その爽やかさと、聡明で穏やかなやさしい微笑み、に、一瞬で尊さに感動致しました。
感動と感激でご会釈の時間を過ごし、会場から出た時、可愛がってくださっていた団の女性リーダーが声をかけられました。
「えりさん、お気づきになった?」と。
「何がですか?」と、問い直すと、その女性は、
お父様が 近衛兵の長として長年 陛下のお側にお仕えになっていた方でしたので
お父様から お聴きになったそうです。
皇太子殿下は、ご会釈の時、代表の前にお立になった間は、瞬きをなさらないということでした。
ご自分が目をつぶった その瞬間もし誰かが倒れるようなことがあってはいけない 伝えようとしていることを見逃さないようにと、その様な御心で、瞬きをしないようにされたのだそうです。
挨拶の間、天皇陛下より短いとはいえ、3分ほどはございます。
天皇になる という覚悟を持って、その責任をもって生きていらっしゃった殿下のお姿に、有り難く、思わず手を合わせました。
私どもは、この様に有り難い存在を頂いていることを もっと感謝しなくてはならない。
両陛下のお姿が、元の日本の姿そのもの。1万年以上 争うことのない縄文の時代を作ってきた日本人の姿。 私たちには、そのDNA 遺伝子が受け継がれている。
守られて、 祈られるだけではいけない
これほど素晴らしい存在をいただいているのですから、私たち一人一人が
少しでも、自分の姿、うちを磨き、清めて、両陛下の美しいお姿に近づくように努めたいと存じます。。少しでもお返しするように
自分の存在で、ひとり一人が自分の周りを清め美しい場にしていけば、日本の国が世界の聖地になって、世界を癒していく。それができるのは 日本だけ。
美しい日本語が、情緒ゆたかな心や おもいやりのこころが世界を変える。