5月2日 兵庫縣姫路護国神社にて
春季慰霊大祭に参列させて頂きました。
遺族参列者席、年々空席が目に付くように
感じましたが、
上段の来賓者席・各種団体長席は、
広がっているように思えることに
嬉しく存じながら、身を置かせて頂きました。
慰霊大祭が終わり、席をたちましたら、実家の
安富町の自治会長さんにお声をかけて頂きました。
宍粟市山崎町出身の熊本大学のM教授と
今は地元の 富栖の里 の縁でお繋がりがあり、
M教授の言葉をお伝えくださいました。
今の自分があるのは、山本忠雄校長先生のお陰です。
山本校長先生は、お亡くなりになったと
お聴きしましたが、
ご家族の皆様はいかがなさっていますか?
安志のお家にお住まいですか?
と、祖父のことをお話くださっていたそうです。
祖父が亡くなった2年後位に、
大阪の大学の教授になっていらっしゃる、
やはり祖父の教え子とおっしゃる方から
お手紙を頂戴したことがございます。
貧しくて進学を諦めていたところ、
祖父がその方の
おそらく、
資質と向学心を惜しんでのことだったと存じますが、
大学卒業まで、学費を援助していたと
お手紙を出しても、返信がないことを心配され
やはり、今の自分があるのは
山本忠雄校長先生のお陰ですと、
家族へのお礼も添えられた
丁寧なお手紙を頂戴したことが
ございましたが、
その当時、両親は、祖母のことや長年の介護
などで、お手紙にお返事を出す元気もなく
そのままになってしまったこと
今も気になっていることでございます。
が、
平成9年に亡くなった祖父。もう19年。
M教授が中学校を卒業なさってから
何年になるのかは存じませんが、
今も覚えてくださっていること、
祖父のお陰で、こうして私にも、声をかけて
頂けることに繋がること
本当にありがたく
しみじみと しみじみと祖父に感謝致しました。
私も、私の子どもたちや、まだ、見ぬ
未来の子孫達に、良い縁を繋いでやれるよう
丁寧に、お役に立つように、
生きていきたいと、存じます。