4月22日獨鈷山鏑射寺。
中村公隆猊下の有難いお説法を拝聴さすることができる
護摩焚き 例祭の日。
初めてご縁を頂いて、伺わせて頂いた時には、
護摩焚きの間中、両親や、祖父母の姿が現れて、
私は、ボロボロ、ボロボロ、泣きながら、
ごめんなさい、と、ありがとうを言い続けておりました。
有難い、有難い時間でした。
以来、時間が取れる時、伺わせて頂いております。
今日も、素晴らしい出逢いを頂きました。
お陰様です。
本日の猊下のお話。
宇宙のはじめから 連綿とつづく つながっている 命のこと。私たちの祖先は、海から生まれた。海の底から。
海には、無数の川の水が沢山のミネラルや栄養素を運んで
流れ込んでいる。
その川の始めは、山の小さな小さな清水から。
小さな流れ程、チョロチョロと大きな音を出す。
海の河口の大きな流れになると、
流れているのかどうかわからない程 表面は静かになり
音もしない。
しかし、その水は 深い。
海の底。更に深く深く 静か。
人間も同じ。小さな者、浅い者ほど 騒がしい声を出す。
音を出す。バタバタしている。
世界でたった一つの
命をいただいて生まれてきた特別な存在の私たち。
全ての人が、自分にしかできない力で
社会や人様のお役に立てる特別な存在。
どうぞ心豊かに 楽しく、幸せに生きてください。
幸せに 心豊かに生きるためには、
何が起ころうと 悠々と それを受けとめ
その中で 自分の幸せを見つけられる
生きられる心が必要。
命に感謝して。謙虚に。深く 静かに、自分を見つめよう。
ありがとうございます。 お蔭様です。