先日、個人レッスンを担当したTさん。
「 私、えり先生の前で いい子でいるのやめる。
全部 わかってもらえるもの。
先生の前でなら、じぶんを素直に出せるもの。
でも、まだちょっとカッコつけてる。
出したい。 全部 出したい。 出す。
悲しかった~。 いやだった~。 腹たった~。
それだけ 聴いてほしかったんだ~。
甘えたかったんだ~。
・・・
あ~、 すっきりした~。 出せた。
・・・
これからも、えり先生には
全部 かっこつけずに出すから
足のお行儀悪いですよ とか、
語尾が乱暴で、早口になっていますよ
とか、さっきみたいに ひとつずつ言ってほしい。
ありがとうございました。
次回のレッスンもお願いいたします。」
お見送りした玄関で
とっても素敵な嬉しい言の葉と笑顔。
この日、レッスンのはじまりは
はじめにお出しした、さくらんぼとお茶に大喜び。
幼子のような笑顔になって、
一粒ひと粒嬉しそうに召し上がった
お茶タイムで和んで頂いてから
姿勢を正し、レッスン?開始。
笑顔体操。
お腹から声を出す、腰ゆるゆるの発声練習。
発音発声を明瞭明確にする発声練習。
文章を読む練習。
そして スピーチ。と 進みましたら
「そう。私、
えり先生に聴いてほしいことがあったんです。」
と、その日ご自分にあった
心に痞えていることを
ことばを選びながら・・スピーチの形で。
・・ 理不尽だと思って・・ なんてお話。
お聴きして、その内容に関しては、
正しくも正しくないもなく、そのままお聴きして・・。
レッスン終わり。
玄関までお送りしたら、胸に飛び込まれて
「 私、
えり先生の前ではかしこい人でなくていい。・・・」
そんな言葉をいただけて、本当にありがたく存じています。