先日 朝 お城からの散歩の帰り

白鷺橋で信号待ちをした時のこと。


向かい側に3人の方が同じく信号待ち。


青になって、それぞれに歩き出した私たち。


ところが、私が渡り終える頃になっても

じっと立ったままの 男性。


(何をなさっているのかしら? )


と、思いながら そのお姿を見ましたら


リュックサックを背負い、

手にもバックをお持ちになっていた

その手に、白杖が。


(あ・・・ )


「信号、青になりましたよ。」


そうお声をかけると、ぱっと表情を輝かされて


「おおきに。 ありがとう。」


明るい爽やかなお声でそう言って、

元氣に歩き始められました。


この信号には、

信号が替わったことを知らせる音楽が

無かったことに、


初めて気が付きました。