6月28日 中山靖雄先生のお別れ会
司会を務めさせて頂きました。
中山靖雄先生との初めての出会い、ご縁の時、
播磨人間フォーラムで、私は司会を務めておりました。
会場の扉が開き...
緑奥様と二人で歩いて入っていらっしゃった
そのお姿を初めて拝見した時
先生の周りの空気が オレンジ色に見えました。
それから
先生の歩みに合わせて
先生と参加者の皆さまの上にある空気が
横一列にオレンジ色になって
波が寄せてくるように 近づいてくるように見えました。
あたたかなオレンジ色に見えました。
そんな風に見えたのは 初めてでした。
お目が見えなくなっていらっしゃった先生。
演台に立たれて、マイクの位置など 確認されて・・。
でも、講演が始まると
にこやかにあたたかな声で ユーモアたっぷり。
みんな いきなり大笑いして、 笑って、笑って、
気が付いたら、感動で ぼろぼろ 涙をこぼしていました。
すごい方 すごい先生 と 思いました。
目が見えないなんて 感じさせない・・
でも だからこそ
出来るだけ、安心してお話しして頂けるように・・。
先生のお話しに
ひとつひとつ反応を返し、会場の様子をお伝え出来るように
講演中、 普通は切る司会者のマイクを入れたままにして
反対に向けて、私の声や会場の反応が自然に入るようにして
お聴きしていた。
先生と親しくさせていただいてから、
先生はお目が見えなくとも、全てが見えていた
感じていらっしゃった わかっていらっしゃった
・・ということが
わかったのですが
それでも
その司会の時の声が、 話し方が 聴き方が
すごく嬉しかった。 こころに響いた。
安心だった。 縁を感じた。
そう 後でお伝え頂いた。
司会で 繋いでいただいたご縁。
お別れ会で もう一度
大好きな中山先生の司会をさせて頂けたこと
本当に 有り難く
有り難く 有り難く
すべてに 感謝いっぱいでした。
会の中では 先生のあたたかな存在を感じながらも
それでも 大切な 大切な会。
皆様の言葉をお聴きして 想い出し
涙があふれる私でしたし
特に 最後が近づき
緑奥様の ご紹介の時には 胸が詰まりそうになりましたが
それでも
気がはっていました。
今、 これを書きながら
ほろほろ ほろほろ と 静かに涙こぼしている私です。
本当に、なんと素晴らしい出会いを頂いていたのでしょう。
なんて尊い方に ご縁を頂いていたのでしょう。
今も、お側で 見守っていてくださる
その 存在を感じられていることの有り難さ。
お導きくださって、 ご縁を繋いでくださって、
感謝の言葉は 尽きません。
今は ほろほろ ほろほろ
静かに 先生のお側にいさせて頂いています。
(少し前に書かせて頂いていましたものです)