19日夜 頼経さんにお誘い頂いて
大好きな 渡邉五郎三郎先生のお勉強会、
靖献塾に参加させて頂きました。
昨年秋、大阪でのお勉強会の最後の日にお招き頂いてから
もう一度、お会いできる機会を頂戴出来て
本当に嬉しくて 感謝いっぱいです。
目の前に渡邉先生。
少人数で、ものすごく贅沢な時間。
論語を朗誦される先生のお声は先生のお人柄と同じ。
深くてやわらかで、あたたか。そして、どこまでも謙虚。
お声を聴いているだけで、豊かな幸福感に包まれる。
この日は、
『子、子産を謂う。君子の道四有り。・・・』
から、説いてくださいました。
君子の道は四つ。 恭 敬 恵 義
何人に対しても、奢らず、変わらず恭しく丁寧に接する。
自分を慎み、相手を尊敬し礼を尽くす。
そして、慈しみ、恵みを与え
道義に叶う行動をする。相手の立場を思いやり
全ての人を公平に・・・。
論語と算盤 の渋沢栄一翁は
論語を経営の基盤において、常に利他の精神で経営をされた。
(渋沢のばか丁寧)といわれるほど
常に、 恭・敬・恵・義で人にもものにも接していたから
全ての事業が成功した・・などなど。
ご自身の体験に基づいた言葉とともに
渋沢栄一翁の『論語と算 盤』と合わせて
穏やかに 丁寧に語ってくださいました。
先生のお姿は、 まさに 恭 敬 恵 義
初めてお会いできた時から、いつどこでお会いしても
渡邉先生は ご自身の言葉とお姿が
全くぶれない。
慎み深く、思いやり深く、
なにより 志高く、実践なさってきた。
自燈明 萬世の為に太平を開かん
何度も、 その言葉をお口にされました。
「たくさんの本を読むこと、学ぶことが大切なのではありません。
ひとつでも ふたつでも 実践することが
大切なのです。」
この日、はじめにお伝えくださいましたのは
この言葉から。
渡邉先生の子ども時代
お父様の元に教えを求め集っていた多くの方が
天下国家を声高に論ずるばかりで
人に対して 思いやりなく 傲慢な態度、
お母様が苦労なさっていた姿をご覧になっていたことも
お話しくださいました。
海外青年協力隊 を 立ち上げられた渡邉先生。
多くの方を支え、 導かれた渡邊先生。
先生のお声を録音できましたことも
本当に 有り難いです。
渡邉五郎三郎先生に今世でお会いできましたこと
ご縁を頂けましたこと 感謝、感謝、感謝。