2015年3月8日になったばかりの、12時12分


伊勢の父、 私の大大恩人で 大好きな


中山靖雄先生がお亡くなりになりました。


3月10日、 お通夜に参列させて頂きました。


時間に遅れて会場に入ったこともあり


入口から、中に入れないほどの多くの参列者。


受付をすまし、 


別室につながる廊下にて他の多くの方がたと一緒に


お参りさせて頂きました。


それでも、神式のお通夜式がすすみ


ひとりずつ玉串奉奠になった頃には、


少しお人も少なくなり、会場内に入ることが出来、


私も玉串を奉納させていただき


靖雄先生に一杯の感謝とお別れを、 


緑奥様に感謝 とお悔やみ


そして、 当日参列することが叶わない


多くのご縁の方々の想いをお伝えさせて頂きました。


緑奥様がご挨拶で


 最近は ずっと毎日、 5分おき位に


 (お母さん)と呼ばれて、側にいたのに

 

 なぜ、最後に、逝くときに


 側にいさせてもらえなかったのだろうか


 と、亡くなってからずっと考えていました。


 そして、昨日、大谷先生がお越しくださって


 お話ししている中で


 気が付かせていただきました。


 その時、 観たいとおもっていた 場面


 花燃ゆ  を、隣の部屋で見ておりました。


 吉田松陰が 高杉晋作に


 あなたの志はなんですか?


 と、問う場面です。


 松陰先生が


私の志は 日本の国をよくすることです。


 と、伝えました。


主人は、 もうほとんど言葉を聴きとるのが


困難な状態になっていました。


言葉を出しにくい自分の代わりに


自分の最後に伝えて逝きたい言葉を私に残すため


テレビの中の  花燃ゆ から伝えるため


私をよばないで逝ったのだと 思いました。


『 私の志は 日本の国を良くすることです。』


まさに、中山靖雄先生の生きていらした道


ありがとうございます。


ご縁をいただいた私ども


先生から多くの愛を、学びをいただいた私ども


しっかりとその想い、言葉を受けとめました。


ご恩送りして参ります。