20144月初め、2回目の皇居の清掃ご奉仕に行かせて頂き、

天皇皇后両陛下、皇太子殿下にご会釈賜りました。


両陛下の尊く、清らかで、和やかで美しいお姿に、

今回も大きな感動を頂きました。

また同じ女性として、特に美智子様の、


常に陛下の後ろを歩かれる謙虚なお姿に学ばせて頂きました。

                                         年齢だけで言えば、

皇太子殿下と私は同学年になるので、

勝手に一緒に育ってきた

同級生のような感覚を持っていたのですが、

颯爽とお部屋に入っていらっしゃった皇太子殿下に

初めてお目にかかった瞬間、

「ごめんなさい。本当にすみません。」と存じました。

           

それほど皇太子さまも、

本当に清らかで素敵でとても美しい立ち居振る舞い。


  皆様に接する所作も本当にお優しかったです。

     

代表の方、おひとりおひとりと接する時間は

決して天皇皇后両陛下のそれを超えることなく、

およそ3分ほどのそのお話をお聴きになるときには

瞬きをなさらないとのことなのでした。


その瞬間に何が起こるかわからないので、

一瞬一瞬を本当に大切に接してくださっている

ということだと存じました。



子どもの頃から皇室として自覚を持って

生きていらっしゃるから身に付けられたことだと存じ、

感謝でいっぱいになりました。 

    

今回皇居清掃ご奉仕に連れて行ってくださった

北海道神宮の大楯様から、


426日の皇居雅楽堂での雅楽演奏会の招待状を頂き、

娘と伺うことが出来ました。


約2時間前から並び、2階に席をとることが出来ました。

その後、

その日、両陛下がご臨席になることをお伝え頂きました。

      

 時間になり、

私の席からはそのお姿は拝見できませんでしたが、

広い雅楽堂の空気が、

シューっと一瞬で清らかな氣に代わり、

扉口が開いて両陛下がお出ましになったことがわかりました。 


それから、

階段に向かって進まれるお姿を拝見することが出来ました。




(さらさら歩く) 

まさにその表現がぴったりの美しい歩み。



この (さらさら・・)は、

昨年1月、森信三先生の『修身教授録』で出会い

感動した言葉でした。 


(階段は、さらさら登る。

道や廊下を歩く時と同じように・・。)


階段を、さらさら登る・・ 

流体・水が流れるが如く・・静かに。 

両陛下の歩みはまさに そのさらさら。