奇跡と感謝の日Ⅰ

奇跡と　　感謝の日。

4月26日　皇居東御苑の雅楽堂で開かれた

雅楽演奏会に、娘とふたり　

行かせて頂きました。

皇居の清掃ご奉仕に行かせて頂いたとき

雅楽に携わっていらっしゃる...

北海道神宮の大楯様が

直接　ご奉仕団の所にお運びくださった

多先生と　上先生から　貰われた招待状2枚を

「4月26日午後の部　時間がとれるなら

　山本さん　いらっしゃいませんか　」と　くださったのです。

25日も27日も予定が入っていました。

でも　　26日　　あいていました。

奇跡！　　感謝。

その時まで、雅楽堂で演奏会が開かれることも

招待状を頂いた人が伺えることも

　春の演奏会は招待状を頂いた方しか入れないことも

何も知りませんでしたが、

大楯様から　お心遣いを頂いていて、

早くに並び　　　初めての雅楽堂へ。

そうしましたら

その日は、

天皇皇后両陛下が演奏会にお越しくださる日だったのです。

そして、私と娘がいた2階の席は、

入口から入られた　両陛下が階段に進まれるお姿も

拝見することが出来

階段を登っていらっしゃるお姿は、　正面で

そして、演奏をお聴きになっている

仲睦まじいお姿も　拝見できる

（　もちろん雅楽の演奏も　）

本当に　有り難い　有り難い場所でした。

グレーのスーツをお召しになった両陛下は

階段を、まさに　さらさらと　上がっていらっしゃいました。

そして、中程では、

天皇陛下が　さりげなく　美智子様をエスコートなさって

睦まじく　美しく上がっていらっしゃいました。

両陛下が　雅楽堂にいらっしゃったときから

室内には　清らかな氣が流れましたが

階段を　さらさらと登っていらっしゃると

もっと　はっきりと　本当に　清らかな　清らかな　氣が

す～っと、　　　届きました。

精一杯　心をこめて お迎えしている私共の目の前に

1メートルも離れていない　目の前に

両陛下様が　　お立ちくださったのです。

　
やさしいまなざしで見つめてくださって

微笑みながら　　ご会釈くださって

美智子様からは、　「　ご一緒に　」　というお言葉も。

感動と感激　感謝で　全身が　喜びで一杯。

お隣の女性は、ぽろぽろ涙をこぼしていらっしゃいました。

両陛下が　数メートル先のお席にお着きになると

見上げていらっしゃる階下の方がたからも、喜びの笑みがこぼれ　

両陛下が　お手を振ってくださると

会場中から、拍手と笑みと　感謝の笑声　・・・。

みんなが　あたたかい気持ちになって、

幸せに　　　幸せに　なりました。

無私の心で　日本の国民のこと

世界の平和を　ひたすらに祈り続けてくださっている

天皇皇后両陛下の存在のありがたさ・・・。

幸福に包まれて　　

宮内庁式部職楽部の雅楽の演奏が始まりました。