29日、絵本『きみがよものがたり』 の
たちばなのりとし先生のご縁で、
奈良県大和郡山市の、
一般社団法人里山自然農法協会さんに伺うことが出来ました。
代表の 松川一人さんが 真剣に熱く でも笑顔を忘れず
代表の 松川一人さんが 真剣に熱く でも笑顔を忘れず
語ってくださいました。
日本の食糧自給率、お米を除けば数%しかない現状。
... それが、どれほど危機的な状況であるか・・。
作り手が放棄された田畑は荒れ果て、日本中のいたるところに・・。
農業離れ、後継者不足・機械化によって、どんどん失われている、
代々受け継がれ磨かれてきた日本の農耕作の技術・知恵・・・。
自然とどんどん離れていくことによって失われていく生きる力・感性・・。
こころを亡くし 繋がりをなくし、疲れ・・ 夢をなくし 自殺者が年間3万人・・。
しかも、 年々 若者の割合が 多くなっている・・。
こんままでは、 日本が あぶない。 自分が 動く! と。
ここで行われている農業は、 無農薬なんて、書かない・・
あえて書く必要もない。
元々、日本の農法は、農薬なんて使わない、循環型の農法
ここでは、 ただ 元の 日本の農法をしているだけ と 仰って、
木や竹、草がぼうぼうと生えてうっそうとしてしまっていた山の棚田の
木や竹を伐採し、根を掘り起こし、草を抜き、鍬や鋤を使って、
田んぼの土から作り直し 籾から育て 米を作る
そんな 活動を5年前 たったひとりから はじめられ
いま、 自分の手で 土作り、畦作り、田植え、稲刈り、草抜き ・・
すべて出来る指導者100人以上の若者を育てていらっしゃいます。
ここは、いきものと人が一緒に育つ場所 里山
田んぼにちゃんと雑草が生えていて、そこに棲む生き物がいて、水があるー
そんな命のつながりを感じることができるテーマパーク
里山を 再生なさっています。
スタッフの方々は、 誇りをもった、いきいきと輝く澄んだ瞳で、
スタッフの方々は、 誇りをもった、いきいきと輝く澄んだ瞳で、
田の草取りなどの農作業をなさっていて、私たちを案内をしてくださいました。
ここから、日本の未来を守り、育てるために
世界を視野に入れた、 壮大な、でも 根っこになる
そんな すごい活動を 力強く、こつこつとなさっていることに
感動で わくわく致しました。 嬉しさいっぱいになりました。
自然と共存することが大切。 ぜひ、出会ってください。
そして、 何か ひとつでも 自分に出来ることを
一緒に 始めていきましょう。