その頃の私にとって、
教室に通うことはとても大変なことでしたが、
「こんな時だからこそ、学びに行きなさい。」
と、背中を押して、支えてくれた両親のお蔭で、
生まれて初めて自分の想いを優先させ、
子ども達や 先生、お仲間の皆様、
沢山の方がたの協力のお蔭で、
困難から逃げずに通い続けることが出来ました。
教室で過ごす1時間30分が、 次の1週間、
生きる勇氣をくれました。
皆様のあたたかな美しい言葉と笑顔、
そして傾聴が
どんどん心を元氣に、
前に運んでくれました。
発声練習をすることで、
自分の口から声を出すことに慣れていきました。
自分の思いを語る練習をすることで、
自分を知り、
自分の言葉を持つことが出来ました。
自分が伝える努力をしないで、
言わなくても分かって欲しいとか、
分かってくれない等と 相手を責める心が、
どれ程傲慢であったかも氣付きました。
そして
自分の心に想うこと、 口から出す言葉が
自分の人生を創っていくということも実感しました。
(人前で話しをするということは
裸で立っているのと同じですよ。
どんなに言葉だけ取り繕っても
貴女の内側が全部伝わるのですよ)
(メラビアンの法則というのがあって、
貴女の話から伝わるのは、
内容が7%、 声と話し方が38%、
表情と態度が 55%です。
第一印象を決める表情や態度が悪ければ、
声や話し方が相手にやさしくなければ、
どんなに内容が良くても相手に届きません。
だから、姿勢を正して、
明るく、やさしく、美しく・・。)
(話してやるのではなくて、聞いて頂くのです。
聞くのではなくて、聴かせて頂くのです。
いつも相手に敬意を持って、謙虚に、誠実に。)
(心が口から出て言葉になる。
言葉の後に来るのは行動です。
心と言葉と行動はいつも一致しなければなりません。)
(良い話し手とは、
自分の言葉で人を傷付けない話し手です。
思いやりを持って。
ぺらぺら言葉上手に話すことではありません。)
教室で学ばせて頂いたことは、生き方でした。
あの方や、先生のように輝く笑顔の女性になりたい。
先輩の皆様のように、輝く笑顔の人になりたい。
そんな想いで、教室に通い 学ばせて頂きました。