3月23日、大津市ピアザ淡海で開催された、
千の音色でつなぐ絆
ヴァイオリンコンサート・講演会に伺いました。
ヴァイオリンコンサート・講演会に伺いました。
東日本大震災の津波で残された流木の廃材から
中沢宗幸さんがお作りになったヴァイオリンを
世界中のヴァイオリン奏者1000人が引き継ぐ絆コンサートで、
このヴァイオリンの演奏を通して被災された方々に想いを寄せ、
亡くなられた方々に鎮魂の祈りを捧げ、
震災を風化させずに語り継いでいくことを目的にしているコンサートです。
午前中、大阪にてお話をさせて頂く会がございましたので、
残念ながら会場に入るのが遅れ、
始まりの、主催者、教育立志会でご縁を頂いている、
素晴らしい志をお持ちの北村大輔先生のご挨拶、
お一組目の演奏は、お聴きできなかったのですが、
お二組目の演奏は扉の外で、 三組目、四組目は、席について、
舞台に設けられたスクリーンから、
東北の被災地の映像、
一本松の 美しくも尊い姿など拝見しながら
お聴きすることができました。 ...
お若い演奏者の謙虚な、
そして魂の祈りのこもった演奏が会場に沁みゆき、
その悲しいほど美しいヴァイオリンの音色に、
想いを重ねさせて頂きましたし、
演奏のあとの、それぞれの想いを語られる言葉にも、
胸が打ち震えるほどの大きな感動を頂きました。
そして、第二部。
命をつなぐ木魂(こだま)の会会長 又川俊三 様の講演会。
様々なところでご縁を頂いている、又川さんの
尊い講演会が、始まりました。
わずか7~8分で、高台に逃げた人々の眼下、
わずか7~8分で、高台に逃げた人々の眼下、
さっきまで自分たちの日常があった、
先祖からの歴史が繋がっていた町、
その町が、
津波でなくなってしまう、 すべてが流される、
その瞬間をご覧になっていた方々のお撮りになった映像。
人々の、悲鳴。 慟哭。・・・。
その8分間の映像を、見せてくださって・・・。
3.11から、被災地は、何も変わっていない・・。
と・・・。
体中から、振り絞るような、魂の叫び・・・。
なぜ、声を上げてくれないんだ・・・。
体中から、振り絞るような、魂の叫び・・・。
なぜ、声を上げてくれないんだ・・・。
なぜ、 2年も過ぎたのに、被災地は、瓦礫の山のままなんだ・・・。
震災直後、日本中から、 一緒に助け合おう・・。
震災直後、日本中から、 一緒に助け合おう・・。
みんなで助け合おう・・。そんな応援メッセージが届いた・・。
被災地の皆は、 勇気をもらった・・。
本当に、有難いと思った・・。 感謝した・・。
でも、なぜ、瓦礫が、そのままなんだ・・。
でも、なぜ、瓦礫が、そのままなんだ・・。
自分たちのところでも・・と、 なぜ声をあげてくれないんだ・・。
もしかしたら、あなたのところが、被災地だったかもしれないのに
・・・。
それでも、東北の人は、
もしかしたら、あなたのところが、被災地だったかもしれないのに
・・・。
それでも、東北の人は、
黙って、辛抱している。 じっと、耐えている・・。
あの日から、何も変わらない、 もっと過酷な状況になっても
あの日から、何も変わらない、 もっと過酷な状況になっても
黙って、 辛抱している・・・。
風化させないで・・・。 想いを寄せて・・・。
そして、東北、 被災地を、訪れて・・。
風化させないで・・・。 想いを寄せて・・・。
そして、東北、 被災地を、訪れて・・。
それだけでも、
私たちは、忘れられていないんだ・・・と、勇気を頂けるんだ・・。
又川さんの言葉に、 涙が とまりませんでした。
出会えて、良かった。 来させていただいて、有難かった・・。
心から、感謝いたしました。
この会を催してくださった北村先生はじめ
東日本大震災復興を応援する滋賀有志の会の皆様、
この会を催してくださった北村先生はじめ
東日本大震災復興を応援する滋賀有志の会の皆様、
本当にありがとうございました。
5月12日は、大阪、住道 大川創業株式会社さまのホールで、
5月12日は、大阪、住道 大川創業株式会社さまのホールで、
13日は、エルセラーンホール、
そして、姫路でも、
5月はじめに、コンサートと講演会が催されるそうです。
ぜひ、時間をみつけて、おひとりでも多くの方に、
ぜひ、時間をみつけて、おひとりでも多くの方に、
足を運んでいただきたいと存じます。
そして、 想いを繋げ、 行動していきましょう。