Facebookに、書かせて頂いたものですが・・・。

昨年12月8日、山元加津子さん&紙屋克子さん講演会 

   1000人集会 in 総社 が開かれました。

とっても遅くなりましたが、その時感動したことをお伝えします。

かっこちゃんのお話と活動、 そして宮ぷーさんの映画、『僕の後ろに道はできる』

そして、紙屋名誉教授のお話と活動  もちろん大感動でした。

でも、それより前に、ものすごく感動したのが、片岡聡一総社市長様のご挨拶です。


舞台に颯爽と登場なさって、マイクの前にきちんと姿勢を正しお立ちになると

明るく張りのある声で、ゆっくり、丁寧に、そして快活にお話くださいました。

   だいたいですが、  この様な内容です。







「 『市の品格 』 とは何でしょうか? (この言葉が第一声です)

総社市には、現在要介護の方が約3%、知的・身的障害を持っている方が3% 

その3%の人たちのために、残りの97%の人たちが全力を尽くせるかどうか・・・。

それが、『市の品格 』と  私は考えました。

自分が受けることになっていたかもしれないものを、代わりに引きてくださったお蔭で

私たちは五体満足で暮らせています。

ならば、その方々が、人間としての尊厳をもって

   幸せに生きられるよう 全力で支えるのは 当たり前です。

そこで総社市で障がいを持っているけれど、働ける人を調べましたら、1020人。

そのうち実際に働くことが出来ている人は180人でした。

私は、総社市障がい者雇用委員会を設立して、

  5年で1000人の雇用を達成すると   宣言しました。

議員や、役所内からは、 「ご乱心を・・」と 言われました。

  翌日の朝日新聞は、(できっこない) と記事を書きました。

でも、市一丸となって、コツコツ、コツコツ 努力を続けたのです。

お蔭で、1年で180人から、550人まで雇用をのばすことが出来ました。

現場に行くと、その人たちが顔を見せて、 

「働けるのが嬉しい・・・ 」と 語ってくれる総社市に変わりました。

5年で、かならず 1000人達成します。

そして、やればできる という姿を、全国の市町村に見せたいのです・・・。」



 ( かっこいい。  )
  
         その一言に尽きました。

総社市は、岡山県内でも、とても自然豊かな田舎町です。

実行委員長の長谷敏明さんは、総社市で1000人集会を開催する

とお決めになりましたが

途中で何度も、もっと都会で人の多いところ、

せめて岡山市内に会場を変更しようかと 悩まれたそうです。

でもそのたびに、かっこちゃんから、「総社市ですることに意味がある」

と 伝えられたと仰っていました。

片岡市長のご挨拶をお聴きして

まさに、 総社市ですることに意味があったのだと存じました。

長谷先生、 片岡市長 、 かっこちゃん、  紙屋先生・・・

そして、宮ぷーさん・・・・

覚悟を決めた方、人のために真摯に生きていらっしゃる方

愛 いっぱいの方は    本当に かっこいいです。