池宮正信さんのコンサートで、島村美恵子さんのお蔭でお出会いできた
天使の居川晶子さんと 朗らかで 美しいお母様。
可愛いピンクのカーディガンに白いワンピース姿の晶子さんは、
少女のように可愛くて、笑顔が可愛くて、本当に天使のようでした。
晶子さんは 画家です。
ダウン症の晶子さんは、もの心ついた時から、ず~っと
仏様、お地蔵様の絵を描いていらっしゃるお嬢さんだったそうです。
そんな晶子さんが、数年前、東京の花鳥園にいらっしゃった時
園に入った瞬間、目の前にいた 孔雀が パ~っと羽を広げ
その美しい姿をご覧になってから、孔雀 を 描き続けていらっしゃいます。
羽の先が、ハートになっている孔雀の絵 明るく優しい色に溢れていて
本当に 美しいです。 (詳しくは、http://akiko-ikawa.com/ )
6月に開催された大阪リーガロイヤルホテルでの個展では、
一週間で800人の動員があったそうですし、
私の大好きな みかえりくじゃく は、秋に
ルーブル美術館から、お招きがあり飾られるそうですよ。
そんな素晴らしい 彼女の孔雀の絵 の数々。
でも、孔雀をご覧になったのは、その時、一回きりのワンポーズなのだそう・・。
「それで、どうして、こんなに様々の孔雀が描けるのですか?」
という、私の問いに お母様が 優しく微笑みながらお伝えくださいました。
「 ダウン症の子はね、美しいもの、楽しいもの、だけを一瞬に記憶する
力を持っているのですよ。 そして、
忘れないのですよ。 」
お仕事からお帰りになったお父様に お母様がお茶をお入れになる時
晶子さんは、 にこにこ笑顔でご覧になっていて、 時々 こう仰るそうです。
「 やさしいお母さん、 今のお茶には 心を入れましたか?
お父さんは、お仕事 がんばってくださっているのですから
優しくしてあげてくださいね。 」 と。
そう言われたら どきっ ですね 。
私たちと会話をしているときも、ずっとにこにこ。
皆に 「 お姉ちゃん、可愛いね~」 「きれいなお母さん 」
と、何度も 声をかけてくださいます。
お母様が教えてくださいました。
「ダウン症の子が 健常者より1本多く持っている染色体は
優しさと思いやり、そしてその子にしかない 芸術的才能の詰まった1本
と 私たち家族は 思っていますの。 」
あたたかな晶子さんの絵 観る者を幸せにする晶子さんの絵
接遇研修に通わせていただいている
姫路北病院さまに ご協力をいただいて
11月17日の 姫路北病院さまの 文化祭の日と、 18日の2日間
会場に飾らせていただけるよう居川さまに お願い致しました。
フランスからのご招待と重ならなければ、
晶子さんとお母様も お越しくださいます。
皆様、 ぜひ 11月17日・18日
姫路北病院に 会い(愛)に来てくださいませ。