1月1日の夜は、初夢を見る夜でした。
皆様は、どの様な初夢をご覧になりましたか?
11月19日20日、伊勢神宮でのAikaさんの奉納演奏会の時
私には 大変嬉しいことがございました。
その時、縄文の時代の古代史ホツマツタエの研究家
いときょう様の お話も頂いたのですが
その中でご紹介くださった 『ワカ姫の歌』 の中に
「 なかきよの とおのねふりの みなめさめ
なみのりふねの おとのよきかな 」
という 歌が出てきたのです。
(上から読んでも下から読んでも同じになる歌です )
実は、この歌、 亡くなった父が、物心ついた時から毎年
(この舟を枕の下に入れて眠るといい初夢が見られる ) と
元旦の夜、 半紙を切って だまし舟を折り、
その帆に書いてくれていた 歌だったのです。
「 長き夜の 唐の眠りの みな目覚め
波のり舟の 音のよきかな 」
父が書いてくれていたのは、この様に漢字が使われていましたが・・。
平安の頃の都人が詠まれた歌だと、私は勝手に想像していました。
また、 初夢の日のだまし舟は、父がずっと作ってくれるものと
思い込んでいて、 何も尋ねたこともなかったのですが、
まさか、ホツマツタエの中に書かれていた歌だったとは・・・。
皆で、『ワカ姫の歌』 を 音読しながら、この歌に出会った瞬間
驚き、 どきどき、 わくわく 致しました。
父に出会えたような気持ちにもなりました。
父が家族の為にずっとしてきてくれていたこと・・ 。
きっと 父がそうしてもらって育ったのだと思うのですが、
父は、誰に作ってもらっていたのか、いつからなのか、
亡くなった今となっては、 確かめることもできません。
でも、縄文の時代からあった歌が、
父の家系に脈々と受け継がれて、続いていたかもしれない
そう感じると、
会ったことのないご先祖様に繋がっていることの有り難さを
改めて感じ、 誇らしくも存じました。
父が 受け継いでくれていたこと。
私も、 私の子ども達、 いつか出会えるその子ども達に
繋いでいかねば・・と 存じました。