6月17日 佐用町の 三土中学校に伺いました。

こちらには、 昨年 講演させて頂きました

宍粟市一宮南中学校の中尾校長先生が、今春から転任されていて

ご縁を頂いたのでした。


4月の始めに、中尾校長先生から お電話を頂き、

「三土中学校に・・ 」 とお聴きして すぐに 懐かしく思い出したことが・・。


  もう30年以上前ですが、 私の母校の 山崎高校には、

   三土中学校からも   学年に 10人位 いらしていました。


高校に入学してしばらく、  新しく出来たクラスのお友達や

同じ中学からきた 友人達の中で  話題になったことがありました。


お昼休みになると、 三土中学出身の子は、みんなで誘い合わせて

 毎日、  校舎の近くにあった、小さな小川の土手で輪になって、

みんなで  和やかに お弁当を 召し上がっていたのです。


その様子が、本当に可愛くて、やさしい空気が流れていて・・、

私たちは、 少しびっくりしながらも、 その仲の良さを、 和やかさを 

     少し うらやましく思いながら 眺めておりました。


( 三土中学出身の子は、みんな とてもやさしくて、穏やかで、いい子 )


今も、 私だけでなく、友人みんな、きっと、その印象を持っています。



その 三土中学校です。 17日、 わくわくしながら、 お伺いしました。


あい☆えがおのブログ

あい☆えがおのブログ

あい☆えがおのブログ

あい☆えがおのブログ

あい☆えがおのブログ


あい☆えがおのブログ


『 三土の 子 』 は、 全然、変わっていませんでした。


子どもたちの目は、 やさしくて、きらきら輝いていて・・穏やかで・・。


私の話に、姿勢良く、 微笑みながら、耳を傾けてくれました。


コミュニケーションのトレーニング と して 行った

眉毛体操や、 発声練習も 素直に 面白がりながら、すっと 取り組み・・・。


特に、握手の時は、 男子と女子 と なった組も 全く 抵抗なく、 

 全員が、 にこにこ しながら、 さっと お互い 手をだして、

ふたりで、 注意深く 手離れの練習を してくれました。



講演が終わって、  校長室でお茶を頂いていた時、

慶尾教頭先生が、 誇らしそうに、 嬉しそうに 仰いました。


 「 見てください。子どもたちが、今、みんなで帰っています。

   どの子が、3年生で、 どの子が 1年生か わからへんでしょう?

   仲、いいでしょう?

   実は、 先生の前に座っていた子、 ○の障害を持ってるんです。

   ああやって、 みんなで、 支えて、毎日一緒に

   登下校してるんですよ。  凄いでしょう・・・。」

  


慶尾教頭先生から  その後、こんなメールを頂きました。


 先日は、有意義なご講演をありがとうございました。
 本校の生徒達は、純朴を絵に描いたような生徒達で、

           今朝もこんなやりとりがありました。


 私より5歳ベテランのA先生は、月曜の朝から お疲れ気味で、

不機嫌そうな顔で ため息をついていた。

朝練習のために 鍵を取りに来ていたB子が声を掛けた。
 

 B 「 おはようございます。  鍵を取りに来ました。」
 (鍵を取って、退室しかけた時, 戸口のA先生の様子に気づいて、

          ドアを閉め掛けた手を止めて )
 B 「 A先生、大丈夫ですか。」
 A 「おう? あああ、 しんどいなぁ。」
 B 「 〔明るい声で〕 お疲れ様です。」 

と 先生の眼を見ながら、 ニコってほほえんだ。
 A 「 おう、そう言ってくれるか!」 と やや驚いたように返答された。
Bは、そのA先生の 明るくなった表情をマジマジと見てから、

  「失礼しましたぁ。」と 明るく去っていた。
その後、A先生は、一日、明るかった。


先生も福島県にたくさん笑顔を届けておられることと思います。

ご自愛されて今後も活躍されることを祈念しております。

             

あい☆えがおのブログ
 山の緑に囲まれた、自然豊かな 三土中学校

 

 田舎の町には、コンビニもない・・ だけど、

もっと 素晴らしいものがたくさんある・・。 息づいている。


これが、本当の幸せ。 

私は、なぜか、『 風の谷のナウシカ』 の風の谷を思いました。あい☆えがおのブログ
 校舎の南側、子どもたちをやさしく育んでいる 木です。



あい☆えがおのブログ
 校舎の前には、 こんな 言葉が。
あい☆えがおのブログ
 職員トイレの壁にも、 こんな言葉が  みんな 素敵です。