19日、アイカさんのチャリティーコンサートを開いてくださった
株式会社 アクアス 様のご自宅に伺ってすぐに、
ふみちゃんから、 アイカさんのコンサートを福島で一番に主催なさった
女性 を ご紹介頂きました。
「彼女のお陰で、私もアイカさんに出会えたのよ~」 と。
彼女は、 私に 優しく 静かに 微笑みながら
「 福島に住んでいる私たちだって、怖いのに、
わざわざ、 県外 遠くから、 この福島に来てくださって
本当に ありがとうございます。 ・・・ 感謝します・・。 」
と、深く頭を下げてくださいました。
(今回、出会った皆様は、皆、 この言葉を伝えて下さいました。
申し訳なくて・・・ 申し訳なくて・・・。)
そのお姿、お言葉に、私は 思わず 彼女を ぎゅっと抱きしめました。
しばらくの間、ずっと 彼女を抱きしめていました。
胸の中で彼女は、
「 あったかいですね。 これ、いいですね。」
と、 小さな声で仰ったあと、 おそらくずっと堪えていらした
涙を 流されました・・・。
その日、会場に来てくださった方、 皆様、
子どもたちも、大人も、お年寄りも 妊婦さんも 皆、 皆、 笑顔でした。
「 私たちは、まだ自分の家に住めるのだから・・。有り難いです。」
「 住みたくても、住めなくなった方のことを 思ったら・・。」
「 みんなで、元気出して がんばらないと・・。生きているんだから・・。」
辛い。 苦しい。 悲しい。 不安と、 絶対 人前では仰らない皆様。
必死で 笑っていらっしゃる皆様。
肩や 足 を マッサージ させて頂いて、 抱きしめて・・・。
ぎゅっと抱きしめて、 涙を 流していただいて・・・
少しでも、 皆様のお気持ちが、 お体が 安らぎますように と
祈ることしか出来ませんでした。
公園で、出会った犬の散歩にいらしてた地元の方々も。
震災後も変わらず、 毎夕、それぞれに集まって、わんちゃんに
お友達と遊ぶ時間を プレゼントしながら、 ご自分たちも、
犬友達の皆様と お喋りを楽しんでから お帰りになっているそう。
「 お互い、顔を見たら、ほっとするのよ・・。
こうしていても、 この辺にも放射能はあるから、怖いんだけどね。 」
「 前は、もっと集まっていたんだけどね・・ だんだん 減っていくね・・」
朝、目覚めることの出来る幸せ。
何のためらいもなく 不安もなく、窓を開けて、風を入れることの出来る幸せ。
水道から、水が出る幸せ。
その水に 普通に手を入れることの出来る幸せ。
これらのことが、 どれ程 有り難いことか・・・。
福島の 東北の 被災地の 方々を 思えば、
私たちは、 もっと、 笑わなくちゃ。 もっと、感謝しなくちゃ。
もっと、もっと、 笑顔を輝かして、 明るい元気パワーを
東日本に向けて、 飛ばしたいです。