6月19日須賀川市にて、14時30分開場 15時開演で
Aika さんの サウンドセラピーコンサート。
会場は、リフォームで幸せつくり 株式会社 アクアス様のご自宅です。
吹き抜けの天井はこんなに高く、広く、美しいリビング。
正面には、 暖炉。 なんて素敵な空間って、私は少々浮かれました。
でも、 後でお聴きすると、
地震直後、ご自宅近くにある店舗も ガラスが粉々に割れ
このご自宅も、 余震が続く中の13日、 暖炉の煙突が内部でずれ、
火が回り、 外壁を残して、中は全焼してしまったそうです。
4月出産予定だったお嫁さんのご実家が九州小倉。
住む家をなくしたご家族皆、小倉のご両親のご好意で移住なさっていたそう。
ところが、ふみちゃんから、Aika さんのコンサートを福島でやりたい・・の
言葉をお聴きになると、 それならば、ぜひ 協力しましょうと、
またご家族揃って須賀川に帰ってきてくださったのだそうです。
そして、それから、1ヶ月ほどで、皆様をお迎えするためにリフォーム。
実は、私たちが到着した時は、
まだ大工さんが最後の作業をなさっていました。
(せっかく、九州にいらしたのに・・、申し訳なかったですね・・)
と、お伝えすると、
奥様の 小窪幸子様は、にっこり微笑んで、
( いいえ~、 そのお蔭で、自分の家を一番に直すことができましたわ。
ご家族で、微笑み会いながら 続けて・・
( 我が家は、リフォーム会社でしょ。
こんなことでもなければ、 お客様のお家が全部直るまで
自分の家を直す気には なりませんものね。
ありがとうございました。 )
ただ、建物が美しいだけではなくて・・ そこに住んでいらっしゃる皆様の
心が、美しく、あたたかく、
だからこそ、 そこに集ってきてくださった 多くの皆様方も
心が 一層 癒されたのだと 存じております。
中央に立って頂いたのは、今回のコンサートの音響を担当くださった
(有)スタジオ・ベルウッド の 鈴木則雄様
アイカさんの福島でのコンサート・レコーディング等
これまでも、ずっと支えてきてくださった方。
鈴木様は、地元郡山でFMラジオも お持ちで
20日、皆でお世話になりました。
はじめのご挨拶をくださった 小窪 幸子 様
代表取締役のご主人 重久様をご紹介くださった時、
とっても嬉しそうに、
「 これが、私の愛する主人です。」
コンサートの後で、いろいろと地震からのお話を伺った時、最後に
本当に、力強く にっこり微笑んで
「 福島は、今は本当に大変だけれど・・・
でも、いつか、福島が 光に なるのよね・・」 と。
「 はい。 世界の光に なるのですね。
そして、今、福島の光は、 幸子さんですね。
小窪家ですね。」 と、 私。
アイカさんのコンサートは、心美しいお坊様お二人に
お越しいただいて、 『 般若心経 』 の歌から、始まりました。
生後2ヶ月、小窪家の宝、天使のように愛らしく穏やかな赤ちゃんを
抱いて、 全ての赤ちゃん、子どもたち、全ての命に 思いをこめて
『 マオリの子守唄』 赤ちゃんを胸に抱いた瞬間から
アイカさんは 涙がとまりませんでした。
『アメージング・グレイス』 『アヴェ・マリア』 ・・
皆様の体と、心がゆるまり、癒されていらっしゃるのが
感じられました。
一人ずつ、 皆様へのメッセージをお伝えいたしました。
募金、支援物資だけでなく、『日本を美しくする会』 でも、岩手、宮城、
福島へと 震災以来、ご自身も何度も訪れて、また、会社の方々を
福島に継続的に派遣して ボランティア活動をなさっている
白鳥 宏明 さま
SEIKI COMMYUNITY GROUP 成基学園 代表として
教育や子どもたちの心のケア、また、夏に開かれる子どもサミットの
こと、子どもたちをつれてボランティアにくることなど、お話くださった
佐々木喜一さま
私は、
ふみちゃんから、今回の訪問の前に
ふみちゃんの保育園の園児のお母様が現在妊娠中、
放射能の心配のないところで、出来れば出産をさせてあげたいと
相談を受けていました。
皆様に、 ご相談していたところ 福島へ出発前に
ご縁を頂いている 姫路こころの事業団の 濱中様が
お引き受けくださることになり、 そのこともお伝えしたり、
コムサロン21のお仲間の皆様が 伝えてくださった
「 ひとりで帰ってこないで、多くの方を姫路に連れていらっしゃい」
また、、出発直前に三木市保育園協会の会長様が 下さった
「 子どもたちは、みんな 私たちの、宝です。 未来を作ってくれる
希望です。 みんなで、 祈っています。 支えましょう。 」
現在10ヶ月の娘を育てている私の友人から届いた、
同じ母親としての 思いやりあふれる あたたかなメッセージ
あい☆えがお の プレゼントサポーターのお話と共に
皆様の言葉を お伝えさせていただきました。
福島の妊婦さんが 同じような思いを ツイッターにつぶやいたら、
( 私には、信じられないことなのですが )
凄い量のバッシング メールが届いて、 私たちはどこにも受け入れて
もらえない、誰も 助けてくれない、 わかってもらえない と
恐怖心で 閉じこもってしまっているというお話も
ふみちゃんからお聴きし、
そんな人ばかりじゃないですよ。 直接被災地にいけなくても
何か出来ることを、と 思っている方はたくさんいらっしゃいますよ
と 安心を お伝えしたいと 思いました。
近くには、こんなに広く美しい公園が・・。
須賀川のお城跡 だそうです。
地元の皆様、犬のお散歩や、ウォーキングをなさっていました。
普通の生活がしたい・・ 普通に暮らしたい・・