以前にも 書かせていただきましたが・・・。



東日本大震災で、家族をなくした子どもたちや、

おじいちゃん、おばあちゃんに、

お誕生日やクリスマスなど、特別な日にプレゼントを贈り、


( あなたはひとりじゃない。

    あなたには、あなたを思っている私がいる )


と愛を伝えるプロジェクトを進めています。



全体への支援物資、救援物資ではなく、


お顔が見えるように個人的に繋がって、

おひとりおひとりにとっての特別な存在になって、

長くサポートしていくプロジェクトです。

震災関連の番組を見ていた時、

中越地震被災者の女性の支援物資に関しての体験談に、心がほっとあたたかくなりました。

彼女は、被災後、全国から届けられた支援物資が本当に有り難かった、元氣を頂けたとのお話の中で、



 「個人から届けられた支援物資のダンボール箱には、

  それぞれ本当にいろんな物が入っていてね、

  (まるでお楽しみ袋みたいね。)と、言いながら

   箱を開けていたわねえ。」



と、懐かしそうに嬉しそうにお話くださったのです。



 その様子を拝見していて、箱を開ける時のワクワク感を、支援物資でも一緒にプレゼント出来ると嬉しいわねえ、笑顔になっていただけたら幸せねと思いました。



そんなことを考えていると、

今回、被災して家族を失った方には、もう家族からのプレゼントは届かないのだということに改めて氣付かされました。



親や兄弟、家族をなくしてしまった子ども達には、

お誕生日や、クリスマスになっても、卒業しても進学しても、もうご家族からのプレゼントは届かない。

 また、子どもさんやお孫さんを全員亡くされたお年寄りの方にも・・・・。


辛くなりました。切なくなりました。

今は、避難所などで、皆様と一緒に、目の前のことに精一杯で生きていらっしゃいますが、少し生活が落ち着きだしたころから、大きな孤独や、悲しみ、喪失感に苦しまれるのではないかと存じます。



せっかく生き残られたのに、これから毎年くるお誕生日ごとに、辛いさびしい思いをして欲しくない。孤独を感じて欲しくない・・・。



成長をずっと長く見守り、祝ってあげたい。



おじいちゃん、おばあちゃんに、「ありがとう。体を大切にしてね、」と声をかけたい、と思います。

会ったことはなくても、姫路から毎年プレゼントに、(おめでとう・・・)って手紙を添えて贈る。

  繋がっていく。

自分ができる範囲で、自分の子どもや親にするように・・心を届ける。



辛くさびしい毎日が続いていても、・・(あと一ヶ月したら、誕生日がくる。そうしたら姫路のおばちゃんからプレゼントが届く。

姫路のおばちゃんは、僕()のことをいつも思ってくれている。

 だから、もう少し、がんばってみよう・・) 

と、考えてもらえる存在になりたい、と思いました。

( いつも思ってくれている人が私にはいる・・・。)



この思いが、生きる勇氣になると思うのです。



(私には、娘と息子、子どもはふたりだったけれど、

 福島と岩手にひとりずつ、あとふたりできたのよ。)とか、

 (本当のおじいちゃん、おばあちゃん、両親はもう亡くなってしまったけれど、宮城と青森におじいちゃんとおばあちゃんができたのよ。)って言えたり、思えるのも幸せです。



 そして、このプレゼントのサポーターが、私と 誰かの一組、二組だけでなく日本中に 広がり、繋がれればいいなと 思うのです。

ゆくゆくは、今回の被災者だけでなく、いろいろなことで家族をなくされた方にもひろげて、日本がひとつになれれば いいなと 夢みています。

そう願っていたら、福島県須賀川市で保育園をなさっている、熊田富美子さんにご縁が繋がりました。



被災地の震災孤児や、お年寄りの名簿は、今の状況が落ち着きしだい、彼女と彼女のお仲間がまとめていくとおっしゃってくださいました。



 あい☆えがお プレゼントサポーター・プロジェクト

 責任をもって賛同いただける方は、ぜひサポーター登録をお願いいたします。

一緒に子ども達に、明るい未来を、プレゼントしていきませんか。

お年寄りに、穏やかな日常をプレゼントしていきませんか。

                   感謝

             

        

 あい☆えがお 代表 

      トータルマナー研究所副所長

         山本 えり(彗莉)拝