『心に思うこと、言葉に出すものが、自分に戻る』
自分が心に思った事や出した言葉の通りになる―というのは、
常々実感しているところですが…。
先月号、お掃除に関するお話を書こうと思いましたら、
父の友人からお掃除に関わるお手紙を頂きました。
そして、書かせて頂きましたら、早速お掃除にご縁ができ、
8月9日、トイレの掃除に学ぶ会に娘と一緒に参加させて頂けました。
この会は、鍵山秀三郎さんから始まりました。
鍵山秀三郎さんは、平成11年にある本で出会わせて頂いてから、
私が“こころの師”としてきた方です。
その上、ここ数年、私が出会わせて頂き、
尊敬している大好きな方々の多くが、
鍵山様とご一緒にトイレ掃除に学んでいらっしゃるので、
私もぜひ参加させて頂きたいと思ってきました。
でも、ずっと先延ばしにしてきました。
田舎に家があり、両親の死後も、片付けに追われています。
普段は住んでいないので、特に庭や畑、家の周り等手が回らず、
叔父夫婦に助けてもらっている状態です。
会に参加する時間があるなら、先に自分の家を片付けるべきでは…
と思ってきたからです。
しかし、不思議な事に今回はためらう事なく参加を決めました。
そして参加してみると、
家で掃除や片付けをしているだけでは気付けなかった多くの事を、
(掃除の手順から、道具の扱い方、使った道具の片付け方に至る迄・・
そして目配り、心遣い ) を学ばせて頂けました。
心もすっきり晴れ晴れとして、
お蔭様で、お盆休み中の田舎の家の片付けにも意欲がわきました。
更に、学ばせて頂いた事をお伝えしましたら、
千葉市のTさんからはこんなお返事を頂きました。
――掃除に取り組む場合、
目的、目標をしっかり持たれてされた方が良いみたいです。
私の場合…キメ細かい事を身に付けると、謙虚な心…でした。
どちらもまだ自分の物に出来ませんので、
毎日1時間以上会社の周辺を掃除させてもらっています。――
またまた頭が下がりました。
お掃除の事を書かせて頂きましたお蔭で、
次々に素晴らしい出会いを頂戴する事が出来ました。
やはり心に思う事、自分の口から出す言葉を大切にしたいと思いました。